たった3口でブリトーを?:早食い名人のNBA選手とは
バスケットボールのオールスター選手といえばコート上でのスピードが命だが、ブリトーを食べるスピードで名を上げた選手もいるらしい。
元ボストン・セルティックスの選手で、現在はユタ・ジャズに所属するケリー・オリニクは、カナダ出身のプロパスケットボール選手。12月中旬のポッドキャスト『First to the Floor』で、目にも止まらぬスピードでブリトーを平らげることを暴露され話題となった。
『First to the Floor』のホストとの会話の中で、ボストン・セルティックスの現在のラインナップに最もフィットする選手は誰かという話になった。その際に、ゲストでスポーツジャーナリストのアビー・チンが、ケリーがブリトーを3口で平らげるエピソードを披露したのだ。
アビーによれば、ケリーの好物はブリトーと寿司なのだそう。
アビーはこう続けた。『チームメイトに「そのブリトーは何口で食べられると思う?」と尋ねられたとき.....』
どうやらケニーは自信があったらしく、「3口もあれば完食できる」と答えたという。
アビーはこう続けた。「チームメイトの誰もがありえないと言っていました」
しかし、ケリーのチームメイトの予想は外れた。アビーは感嘆した様子で「テーブルの上の掛け金を尻目に、ケリーは本当に3口で食べてしまいました」と語り、「食べ方は汚かった」と付け加えた。
アビーは、ケリーが面白く、性格が良く、明らかなチームプレーヤーであることから、ボストン・セルティックスのロッカールームに良い雰囲気をもたらしてくれると信じている。
同時にケリーの体の大きさとプレースペースでの力量、この2つがアビーがケリーをセルティックスに復帰させてほしい大きな理由だという。
更にアビーはケリーを「とても頭が良く、バスケットボールIQが高い」と評価し、ボストン・セルティックスのハイ・スイッチング・ディフェンスにうまく対応できると付け加えた。
ケリー・オリニクは、2013年のドラフト全体13位でダラス・マーベリックスに指名された後、すぐにボストン・セルティックスにトレードされ、プロとして4シーズンにわたりプレーした。
NBCのライアン・コステッカによれば、ケニーはボストン・セルティックスに在籍中の2013-2014シーズン、ベストルーキーの一人だったという。
ライアンは2022年の記事の中でこう記している:「ケニーは1試合あたりわずか20分の出場時間で平均8.7得点と5.2リバウンドをマークし、アーク外からのシュートも35.1%という、今日のNBAにおける理想的な選手として登場した」
記事はこう続いている:「その結果、ケニーはオールルーキーセカンドチームに選出され、2014年のライジングスターズゲームでユニフォームを着ることになった」
ところで、アビー・チンはなぜケニーのブリトー早食いの技術を知っていたのだろう?アビーは現在NBCスポーツ・ボストンでボストン・セルティックスのサイドラインレポーターを務めており、チームの舞台裏でのおふざけに触れる機会が多いからなのだそう。