離婚で大金を払うことになってしまったスター選手たち
アスリートたちの恋愛事情
プロアスリートだって恋をすれば結婚もする。しかし、スケジュールのずれや浮気、転戦などで家をしばらく空けることなど、さまざまな事情から多くのプロアスリートが離婚に至っている。
（写真：ハルク・ホーガンとリンダ・ホーガン）
離婚といえば出費がかかる
そしてもちろん、離婚といえばお金の話がついてまわる。慰謝料や財産分与などが100万ドルを軽く超えることもしばしばだ。今回は、スポーツ界で最も高くついてしまった離婚を見ていこう。
（写真：ブルック・シールズとアンドレ・アガシ、1997年1月撮影）
アーノルド・シュワルツェネッガーとマリア・シュライヴァー（2011年）
シュワルツェネッガー夫妻は25年間、おしどり夫婦として連れ添ってきた。ところが、シュワルツェネッガーと元家政婦の間に私生児が生まれていたことが明るみに出ると、もはやそうはいかなくなってしまった。マリア・シュライヴァーは離婚時、一家の財産の半分にあたる2億ドルを受け取ったとCBS放送は伝えている。
マイケル・ジョーダンとフアニータ・ヴァノイ（2006年）
史上最高のバスケットボール選手であるマイケル・ジョーダンは、3人の子供（ジュフリー・マイケル、マーカス・ジョーダン、ジャスミン）を育てたフアニータ・ヴァノイと離婚するにあたり、1億6,800万ドルの支払いを余儀なくされたと『ピープル』誌は報じている。
ロマン・アヴラモヴィッチとイリーナ・ヴィチェスラヴォヴナ（2007年）
サッカーのプレミアリーグ、チェルシーFCのオーナーを務めていたロマン・アヴラモヴィッチの総資産は、離婚時には160億ドルあったという。妻のイリーナ・ヴィチェスラヴォヴナはそこから3億ドルを受け取ったと英紙『デイリー・メール』は報じている。
タイガー・ウッズとエリン・ノルデグレン（2010年）
タイガー・ウッズは自動車事故で、自身の人気を損ねたのみならず、結婚生活にも泥をはねてしまった。事故によって、ウッズの生活の暗い側面、つまり配偶者以外との性的依存関係が明るみに出てしまったからだ。『フォーブス』誌によると、離婚時にウッズは妻エリン・ノルデグレンに1億4,500万ドルを支払ったとのこと。
アンドレ・アガシとブルック・シールズ（1999年）
テニス選手アンドレ・アガシが離婚時に女優ブルック・シールズに渡した金額は、スポーツ史における大いなる謎となっている。1億3,000万ドル前後だと推定されているが、四半世紀が過ぎようとする今も正式な発表はない。
グレッグ・ノーマンとローラ・アンドラッシー（2006年）
プロゴルファーのグレッグ・ノーマンはそれまでの妻と別れ、テニス選手クリス・エバートと新しい生活に乗り出した。この決断の意味するところは、米スポーツ専門チャンネル「ESPN」によると、1億300万ドルの支払いだったという。
ハルク・ホーガンとリンダ・クラリッジ（2009年）
法廷で激しく争った結果、リンダ・クラリッジはプロレスラーの夫ハルク・ホーガンが手掛ける事業とその地所、車をはじめとする動産の所有権をそのまま共同で保持することになった。米テレビ局「E！」は示談金についておよそ3,000万ドルと見積もっている。
ランス・アームストロングとクリスティン・リチャード（2003年）
ランス・アームストロングは自転車ロードレース界から追放される以前、妻のクリスティン・リチャードと別れ、ミュージシャンのシェリル・クロウに走った。ノンフィクション作家ダニエル・コイルの著書『ランス・アームストロングの戦い』によると、ランスは5年間続いた結婚生活を解消するため、クリスティンに1,400万ドルを支払うことになったという。
アレックス・ロドリゲスとシンシア・スカーティス（2008年）
プロ野球選手アレックス・ロドリゲスは、シンシア・スカーティスと離婚することで、心おきなくジェニファー・ロペスと愛を交わせるようになった。しかしその代償は高くついた。セレブ情報サイト「PageSix」によると、マイアミの邸宅（評価額1,800万ドル）と700万ドルがシンシア・スカーティスのものになったという。
マイク・タイソンとロビン・ギヴンズ（1989年）
『ニューヨーク・タイムズ』紙によると、女優ロビン・ギヴンズはプロボクサーであるマイク・タイソンとの結婚生活について、「責め苦、地獄、想像しうるかぎり最悪の日々」と評している。離婚時に受け取った1,000万ドルはその埋め合わせになっただろうか？
ティエリ・アンリとクレア・メリー（2007年）
サッカー選手のティエリ・アンリはFCバルセロナへの移籍が決まった直後、2003年から4年間連れ添ったイギリス出身のモデル、クレア・メリーと離婚した。英紙『デイリー・メール』によると、妻は920万ユーロを受け取ったという。
クリス・エバートとアンディ・ミル（2006年）
世界最高峰のテニスプレーヤーであるクリス・エバートは、結婚18年目にしてアルペンスキー選手アンディ・ミルと離婚する。『ピープル』誌がすかさず報じたように、エバートは700万ドルとアスペン（コロラド州のスキーリゾート）にある邸宅（評価額400万ドル）、ポルシェ一台を手放すことになった。
ドウェイン・ウェイドとシオヴォーン・ファンチズ（2010年）
CBS放送のシカゴ局によると、プロバスケットボール選手のドウェイン・ウェイドは、ハイスクール時代からの恋人であるシオヴォーン・ファンチズと2002年に結婚、2人の子供に恵まれた。しかしその後、2010年に離婚が成立、翌年ドウェインは2人の子供の単独親権を勝ち取る。それからも法廷闘争は続くが、2013年にドウェインが500万ドルを支払うことが決まり、この長い離婚劇は一応の決着を見る。代理人が出した声明によると、「ドウェインは数年にわたって元妻に経済的なサポートを続けており、毎月2万5,000ドルの仕送りはもとより、住宅ローンや家の修繕費、セキュリティ費、車4台の維持費、保険料、税、元妻の弁護士の報酬」などもろもろの支払いをしていたという。
クリス・ハンフリーズとキム・カーダシアン（2011年）
慰謝料云々はさておき、プロバスケットボール選手のクリス・ハンフリーズとキム・カーダシアンのカップルは、結婚から離婚が早かったという点で注目に値する。セレブ情報サイト「TMZ」によれば、2人は2011年8月に結婚、そのわずか2か月後の10月31日に離婚してしまったそうだ。
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