イタリアバレーボール界の新星、フェデリカ・スクアルチーニ
フェデリカ・スクアルチーニはイタリア代表のミドルブロッカーとして活躍するバレーボール選手だ。豊かな才能で世界中のバレーボールファンを魅了し、次世代の選手たちの指標となっている。
スクアルチーニは現在、ヴェネツィア郊外のコネリアーノ市に拠点を置くイモコ・バレー・コネリアーノで活躍している。イモコは2022/23シーズンに国内4位の成績を収めた。
画像:Instagram @Federicasquarcini4
イモコ・バレー・コネリアーノはヨーロッパの強豪クラブのひとつだ。国際大会でも素晴らしい成績を誇り、2020/21シーズンには国内リーグ、コッパ・イタリア、欧州チャンピオンズリーグのすべてで優勝を果たし、歴史的な三冠に輝いた。
フェデリカ・スクアルチーニは強豪イモコでミドルブロッカーとして活躍、チーム最年少選手の一人であるにもかかわらずコートで圧倒的な存在感を示している。
スクアルチーニは24歳の若手選手だが、ブロックはもちろん強力なサーブでも知られ、各試合で得点に貢献している。
イモコ入団前の2021/22シーズン、スクアルチーニは前所属先のボスカ・サン・ベルナルド・クネオで合計274得点を記録している。うちスパイクは31本、エースは37本。
スクアルチーニは国内大会と国際大会の両方で素晴らしいシーズンを過ごし、2022年地中海ゲームズでは最優秀スパイカー賞を受賞した。
2022/23シーズンから所属するイモコ・バレー・コネリアーノでは、モニカ・デジェンナーロやイザベル・ハークといった国内最高の選手たちと肩を並べている。
イモコ・バレー・コネリアーノは今年のチャンピオンズリーグで昨年を上回る成績を目指している。
スクアルチーニはイタリア屈指の強豪イモコでこれまで30試合に出場を果たし、152得点をあげ、エース36本とスパイク6本を記録している。
スクアルチーニは、やはりイタリアのプロバレーリーグに所属するフィリッポ・フェデリチとバレーボールへの情熱を分かち合っている。パートナーのフェデリチは現在、イタリア北部のヴァルサ・グループ・モデナで活躍中だ。
画像:Instagram @Federicasquarcini4
スクアルチーニはイタリア代表チームでもミドルブロッカーとして活躍している。イタリア代表はかつて2002年バレーボール世界選手権で決勝に進出、ドイツを下して優勝を手にした。しかしオリンピックでの最高成績は5位であり、2024年パリ五輪で4位以上を目指している。バレーボール界の新星スクアルチーニとイタリア代表の活躍を楽しみにしたい。