キリアン・エムバペ、今季限りでパリ・サンジェルマン退団を発表
エムバペの退団が確実に
「ありがとうPSG」
フランス出身のエムバペは、自身のSNSアカウントに「ありがとうPSG」というタイトルの長い動画を投稿。その動画で今季限りでの退団を明らかにした。 2017年にASモナコから加入して以来、エースストライカーとして活躍を続け、クラブ史上最多得点者となっている。
UEFAチャンピオンズリーグ敗退が退団の動きを加速か
退団発表は今シーズン終了後になると予想されていたが、5月の時点で正式に退団が発表された。UEFAチャンピオンズリーグ準決勝のドルトムント戦での敗北が、退団の動きを加速させたのは間違いないだろう。
「PSGでの最後の年」
「退団する時が来たら直接話すといつも言っていた。だから、今年がパリ・サンジェルマンでの最後の年になることを自分の口から発表したかったんだ」とエムバペは動画で説明している。
パリ・サンジェルマンで305試合に出場
サッカー専門サイト『トランスファーマルクト』によると、5月12日に行われたリーグ・アンのトゥールーズ戦がエムバペがパリ・サンジェルマンで出場する最後の試合になるという。今シーズンの残り試合には、出場しない予定で、パリでの出場試合数は305試合となった。
「フランス最高のクラブ」
「フランス最高のクラブであり、世界トップレベルのクラブの一員になれたことをとても誇りに思うよ。大きな期待を背負ったビッグクラブで経験を積むことができたからね。PSGのおかげで今の自分があるんだ」とエムバペは語っている。
パリ・サンジェルマンでの日々を振り返る
エムバペはパリでの日々を感謝とともに振り返っている。「最高の選手たちとプレーすることができたし、栄光も挫折のどちらも経験することで、人間としても成長することができたと思う」
コーチやスタッフ、チームメイトへの感謝
また、クラブにかかわっているコーチやスタッフ、そしてチームメイト全員に感謝したいと語った。「直接関わりのある人たちだけでなく、PSGに携わるすべての人たちに感謝しているんだ」
リーグ・アンとの別れ
「悲しい、本当にとても悲しいよ。フランスとリーグ・アンを離れるのがこんなに辛いことだとは思わなかった」と話し、エムバペは国外移籍を明言している。
「新たな挑戦が必要だった」
「何よりも、今まで支えてくれたサポーターに感謝したい。それでも、新たな挑戦が必要だと思ったんだ」とエムバペは語っている。動画の最後で「心からPSGを愛している。間違いなく、一生心のクラブであり続けるよ」と断言。
エムバペの将来に期待
「PSGでの日々は自分の人生そのものだよ。この7年間、自分の全てを出し切ってきたからね」スペインの強豪レアル・マドリードへの移籍が確実視されているエムバペ。最愛のクラブから離れ、どのような活躍を見せてくれるのだろうか。
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