グランドスラムでの優勝なしに、世界ランキング1位に輝いたテニス選手たち

グランドスラム大会で優勝せずに頂点にたったテニス選手たち
キム・クライシュテルス
2003年に世界ランキング1位を達成
アメリ・モレスモ
全豪オープンとウィンブルドン
シモナ・ハレプ
全仏オープンとウィンブルドン
イワン・レンドル
素晴らしいキャリア
エレナ・ヤンコビッチ
2008年に世界ランキング1位を達成
マルセロ・リオス
グランドスラム大会で優勝なし
ディナラ・サフィナ
2009年4月20日
カロリナ・プリスコバ
2度の決勝進出
キャロライン・ウォズニアッキ
全豪オープンで悲願の初優勝
グランドスラム大会で優勝せずに頂点にたったテニス選手たち

国際テニス連盟が定めた世界4大大会を「グランドスラム」と呼ぶ。世界ランキング1位の選手は、グランドスラム大会のタイトルを手にしていることが多いが、なかには下位大会でポイントを積み重ねランキング1位まで上りつめた選手もいる。今回はグランドスラム大会で優勝することなく、世界ランキングの頂点に到達したテニス選手たちを紹介していこう。

キム・クライシュテルス

最初に紹介するのは、ベルギー出身のキム・クライシュテルスだ。

2003年に世界ランキング1位を達成

クライシュテルスは2003年に世界ランキング1位となるが、当時はまだグランドスラム大会で優勝したことがなかった。しかし、その後に全米オープンで3回、全豪オープンで1回優勝している。

アメリ・モレスモ

2004年9月13日、モレスモはフランス出身の女子テニス選手として初めて世界ランキング1位に輝いた。

全豪オープンとウィンブルドン

そして2006年に、全豪オープンで4大大会初優勝、さらに同年のウィンブルドンでも優勝している。

シモナ・ハレプ

ルーマニア出身のハレプも、グランドスラム大会で優勝することなく世界ランキングのトップに立つことができた。

全仏オープンとウィンブルドン

ハレプは2017年10月9日にルーマニア人選手として初めて世界の頂点に立った。そして2018年の全仏オープンでグランドスラム初優勝、さらに2019年にウィンブルドンでも優勝した。

イワン・レンドル

チェコスロバキア出身でアメリカ国籍のレンドルは、1983年2月28日に世界ランキング1位となった。

素晴らしいキャリア

レンドルは1984年の全仏オープンでグランドスラム初優勝を達成。その後は全豪で2回、全仏で3回、全米で3回、計8回の優勝を飾る素晴らしいキャリアを築いて引退した。

エレナ・ヤンコビッチ

次に紹介するのはセルビアのスター選手、エレナ・ヤンコビッチだ。

2008年に世界ランキング1位を達成

2008年8月11日、ヤンコビッチはグランドスラム大会で優勝することなくランキングのトップに躍り出た。最高成績は2008年の全米オープンでの準優勝だ。

マルセロ・リオス

ラテンアメリカ出身の選手として初めて世界ランキング1位に輝いたリオスは、母国チリでは伝説的な存在だ。

グランドスラム大会で優勝なし

リオスは1998年に全豪オープンで決勝に進出したが、グランドスラムで成功を収めることはできなかった。

ディナラ・サフィナ

ロシア出身のディナラ・サフィナは、男子世界ランキング1位を達成したマラト・サフィンの妹で、史上はじめての「兄妹世界1位」となった。

2009年4月20日

兄のマラトは全豪と全米で2勝したが、サフィナはグランドスラム大会で優勝することはなかった。それでも2009年4月20日に世界1位に輝いている。

カロリナ・プリスコバ

チェコ出身のプリスコバは2017年7月17日に世界ランキング1位となり、自身のキャリアの頂点にたった。

2度の決勝進出

プリスコバはグランドスラムで2度の決勝進出を果たしているが、いずれも敗北を喫している。

キャロライン・ウォズニアッキ

ウォズニアッキはデンマーク人として初めて2010年10月11日に世界ランキング1位となった。

全豪オープンで悲願の初優勝

世界ランキング1位となってから8年後、2018年の全豪オープンでついに念願の初優勝を達成した。

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