サッカー史上最も偉大な「背番号10番」トップ15

「背番号10番」のレジェンドたち
15位:パブロ・アイマール(アルゼンチン)
14位:ゲオルゲ・ハギ(ルーマニア)
13位:ルイ・コスタ(ポルトガル)
12位:フアン・ロマン・リケルメ(アルゼンチン)
11位:カルロス・バルデラマ(コロンビア)
10位:ロベルト・バッジョ(イタリア)
9位:フランチェスコ・トッティ(イタリア)
8位:リバウド(ブラジル)
7位:ロナウジーニョ(ブラジル)
6位:ジーコ(ブラジル)
5位:ジネディーヌ・ジダン(フランス)
4位:ミシェル・プラティニ(フランス)
3位:リオネル・メッシ(アルゼンチン)
2位:ディエゴ・アルマンド・マラドーナ(アルゼンチン)
1位:ペレ(ブラジル)
「背番号10番」のレジェンドたち

背番号10番は、ピッチ上で最もテクニックに優れた攻撃のエースが背負ってきた重要な番号だ。サッカー史に残る偉大なレジェンドたちが着用してきた番号であり、それぞれの選手が自らの特徴を出しながら印象的な活躍を果たしてきた。ここでは、10番を着用した15人のレジェンドをランキング形式で紹介していく。

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15位:パブロ・アイマール(アルゼンチン)
リオネル・メッシのアイドルでもあったアルゼンチンのレジェンド、パブロ・アイマールは、並外れたテクニックの持ち主。ドリブル、ピッチ上での広い視野、魔法のようなボールコントールでファンを魅了した。その巧みな動きから、ピッチ上のダンサーと呼ばれることもあった。アイマールはアルゼンチン代表、ベンフィカ、リーベルプレートで10番を着用し、それぞれでレジェンドと呼ばれるにふさわしい活躍を果たした。
14位:ゲオルゲ・ハギ(ルーマニア)

「カルパティアのマラドーナ」の異名を持つゲオルゲ・ハジは、1990年代に活躍したルーマニア出身のストライカー。長距離シュートでの得点力、広い視野、ゴール前での決定力を合わせ持ったハジは、90年代を代表するスターだ。その活躍により、クラブとルーマニア代表の両方でレジェンドとなった。

13位:ルイ・コスタ(ポルトガル)

「ピッチ上の芸術家」とも呼ばれたルイ・コスタは、まさに背番号10番を体現する選手だった。ポルトガル出身のルイ・コスタは、10番を着用してAC ミランとベンフィカの両方で活躍。ピッチ上での卓越したビジョンとテクニック、その優雅さで、10番が特別な番号であることをサッカー界に強烈に印象づける活躍を果たした。

12位:フアン・ロマン・リケルメ(アルゼンチン)
リケルメは時間と空間を操るプレーヤーだった。並外れたテクニックにより、足元にボールが収まるとどんなプレーでも可能だった。母国アルゼンチンの名門ボカ・ジュニアーズの偉大なレジェンドであるリケルメは、今でも多くのファンや選手から尊敬される存在だ。リケルメの名前が書かれた背番号10番のシャツは、アルゼンチンの街角のいたるところで売られており、その影響力の大きさを感じさせる。
11位:カルロス・バルデラマ(コロンビア)
特徴的なヘアスタイルがトレードマークのカルロス・バルデラマは、サッカー史上最高のプレーメーカーの一人として名高い。試合の流れを巧みにコントロールする技術と冷静さは、中盤の選手に不可欠な素質だ。バルデラマはチームのリーダーとしてこの才能を遺憾無く発揮。そのリーダーシップのもと、コロンビア代表は3大会連続でワールドカップ出場を果たし(1990年、1994年、1998年)、黄金時代を築いた。
10位:ロベルト・バッジョ(イタリア)
その髪型から「コディーノ」(馬の尻尾)の愛称で親しまれたロベルト・バッジョは、圧倒的なテクニックを持つプレーヤー。1994年ワールドカップでの圧巻のパフォーマンスは、今も世界中のサッカーファンから語り継がれている。バッジョの活躍もあり、母国イタリア代表はブラジルとの決勝戦まで勝ち進んだが、試合はPK戦にもつれこんだ。最終キッカーを務めたバッジョだが、まさかのPK失敗でチームは敗退。イタリアにとって悲劇の結末となった。それでも独特なプレースタイル、広い視野と並外れたプレーメイキング能力によって、バッジョはサッカー史に残るレジェンドとして人々に語り継がれている。
9位:フランチェスコ・トッティ(イタリア)

フランチェスコ・トッティは、約25年間にわたってASローマ一筋でプレー。チームを象徴する選手だった。ピッチ上でエレガントなプレーを見せる10番の選手として、卓越したボールタッチから創造性溢れるアイデアでチームの攻撃を牽引した。

8位:リバウド(ブラジル)

リバウドは高いインテリジェンスと素晴らしいテクニックを合わせ持ち、ピッチのどこからでも相手の脅威となることができる選手だった。2002年ワールドカップでは、ロナウドとロナウジーニョとともに強力なトリオを形成し、攻撃を牽引した。

7位:ロナウジーニョ(ブラジル)
ロナウジーニョはロマン溢れる魔法のようなプレーで多くの観客を虜にした。サッカーを楽しむその姿勢と独特なプレースタイルは、自チームのファンだけでなく敵地のファンまでも魅了した。FCバルセロナで10番としてプレーし、ダンスのようにリズミカルなドリブル、創造的なアイデア溢れるパスやシュート、正確なフリーキックでサッカー史にその名を刻んだ。
6位:ジーコ(ブラジル)

ブラジル史上最高の選手の一人とされ、ペレともよく比較されるジーコは、まさに背番号10を体現した選手。並外れたテクニックと稀有なインテリジェンスを備えている。フリーキックの名手で得点力も抜群のジーコは、キャリア晩年にはJ1の鹿島アントラーズでプレー。その技術とリーダーシップを遺憾無く発揮し、チームを名門に押し上げた。

5位:ジネディーヌ・ジダン(フランス)

エレガントなプレー、と聞くとジダンを思い浮かべる人も多いかもしれない。フランス代表で10番を背負ったジダンは魔術師のようなボールコントロールやボールタッチで相手をかわす能力を持っていた。ボールを受け取った瞬間にジダンほど優雅にプレーできる選手は他に誰もいないだろう。

4位:ミシェル・プラティニ(フランス)

ジダン同様にフランス代表の10番を背負ったレジェンドと言えばミシェル・プラティニだ。プラティニは巧みなボールコントロールの持ち主で、芸術的なプレーを見せた。ユヴェントスやフランス代表で、圧倒的な活躍を果たした。

3位:リオネル・メッシ(アルゼンチン)

リオネル・メッシは間違いなくサッカー史上最高の選手の一人であり、これまであらゆるタイトルを勝ち取ってきた。メッシはドリブルやパス、シュート、フリーキックといったあらゆる技術が極めて高い次元にある。バルセロナとアルゼンチン代表の両方で10番を背負い、サッカーのあらゆる記録を塗り替えてきた。

2位:ディエゴ・アルマンド・マラドーナ(アルゼンチン)

10番と言えばディエゴ・アルマンド・マラドーナがまっさきに思い浮かぶという人も多いはずだ。背番号10をファンタジスタが背負う特別な番号にしたのはマラドーナだと言っても過言ではない。FCバルセロナやナポリ、アルゼンチン代表で活躍し、その魔法のようなプレーでサッカー自体のイメージを塗り替えるような活躍を果たした。

1位:ペレ(ブラジル)

ワールドカップで3回の優勝を果たしたペレは、10番を象徴するようなスター選手だ。独特なボディフェイント、ドリブル、そして圧倒的なテクニックは、その死後も多くの選手の憧れの的だ。その美しいプレーや技術は、単なる一選手という枠を超え、サッカーというスポーツ全体にまで影響を及ぼした。

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