サッカー界のバッドボーイたち:トップ選手たちが起こしたスキャンダルの数々

サッカー界の悪童たち
好き嫌いのわかれる選手たち
10人のサッカー界の悪童
マリオ・バロテッリ
レネ・イギータ
ジョーイ・バートン
エリック・カントナ
ペペ
弾丸を隠し持つ
ジョン・テリー
人をコケにしている?
ロイ・キーン
史上最もレッドカードに値するプレー
パウロ・ディ・カーニオ
レフェリーを押し倒す
ルイス・スアレス
ハンドと人種差別
ディエゴ・マラドーナ
「神の手」事件
サッカー界の悪童たち

サッカーの才能に恵まれていながら、本人が意図しているかどうかは分からないが、常にメディアを悪い意味で賑わす選手たちがいる。

好き嫌いのわかれる選手たち

そんなサッカー界の問題児たちは、一部のファンから慕われても、多くの人たちから嫌われていることが多い。

10人のサッカー界の悪童

今回はサッカー界で最も物議を醸した10人のスター選手たちを紹介していこう。

マリオ・バロテッリ

スイスのFCシオン所属のマリオ・バロッテリは、ピッチ内外で多くの問題を起こすことで知られている。マンチェスター・シティ在籍時には、トイレから花火を打ち上げ、インテル・ミラノ時代はジョゼ・モウリーニョ元監督から「手に負えない」というレッテルを貼られていた。

レネ・イギータ

元コロンビア代表のゴールキーパーは、写真のスコーピオンキックセーブで名を知られていたが、コロンビアの麻薬王パブロ・エスコバルと関係があったためキャリアを台無しにする。1994年には誘拐事件で利益を得たとして投獄。キャリア晩年にはコカインの陽性反応で逮捕された。

ジョーイ・バートン

現役時代「短気な男」として有名だった元イングランド代表のジョーイ・バートンは、数々の暴行でメディアを賑わせた。リヴァプールで16歳の少年に怪我を負わせ、6カ月間投獄。プレーとまったく関係ないところで相手選手を何度も攻撃し乱闘騒ぎへと発展させたことで、12試合の出場禁止処分。ユース選手の目に火のついたタバコを押し付け火傷をおわせたこともある。

エリック・カントナ

元フランス代表のエリック・カントナは、低迷していたマンチェスター・ユナイテッドを復活に導きキングと呼ばれていた。しかし、キャリアを通じて数々の問題行為を起こす。最も有名なのは、クリスタル・パレスFCとの試合で暴言を浴びせてきたファンに跳び蹴りを食らわせたうえに数発殴った「カンフーキック事件」で、8ヶ月の出場禁止処分を受けた。

ペペ

ペペことケープレル・ラヴェラン・リマ・フェレイラは、レアル・マドリード時代ピッチ上で熱くなりすぎることが多く、史上最も凶暴なDFの1人というレッテルを貼られた。たとえば2009年は、ヘタフェCF選手の脚と背中を蹴り、10試合の出場停止処分を受けた。

弾丸を隠し持つ

2022年にスポルティングとの試合で40人の大乱闘へと発展する問題行為を起こし、銃弾を隠し持っていた容疑であやうく2年間の出場停止処分を受けるところだった。

ジョン・テリー

元イングランドDF代表で、チェルシーFCで大活躍したジョン・テリーもピッチ内外でスキャンダルの多かった選手のひとりだ。

人をコケにしている?

2001年のアメリカ同時多発テロ事件後に、ヒースロー空港でアメリカ人観光客を嘲笑。チームメイトのウェイン・ブリッジの恋人とは浮気をする関係にあった。

ロイ・キーン

元アイルランド代表のロイ・キーンは、マンチェスター・ユナイテッド時代キャプテンを務め絶大な存在感を示した。しかし、気性が荒く、アーセナルの元キャプテン、パトリック・ヴィエラとの諍いが絶えなかったことでも知られている。

史上最もレッドカードに値するプレー

2001年4月のマンチェスター・シティとのダービーで、現在大活躍中のアーリング・ハーランドの父アルフに悪質なタックルを見舞った。アルフが過去の試合でキーンを負傷させたので、殺人タックルで復讐したのだ。キーンは3試合の出場停止処分を受けるが、タックルが故意であったことを認めたため5試合の出場停止処分となった。

パウロ・ディ・カーニオ

元イタリア代表FWのパオロ・ディ・カーニオは、プレミアリーグで素晴らしいキャリアを築いた。しかし、短気が災いし問題行為が多かった。

レフェリーを押し倒す

ディ・カーニオはシェフィールドウェンズデイ時代の1998年に、レッドカード判定に憤慨してレフェリーを押し倒し、11試合の出場停止処分を受けた。またイタリアのラツィオ時代には、仲の良かったチームメートのウルトラスと試合中のパフォーマンスとしてナチス的敬礼をし物議を醸した。

ルイス・スアレス

ウルグアイ代表のルイス・スアレスは、ピッチ上での噛み付き事件で有名だ。チェルシー戦でブラニスラフ・イバノビッチに、ワールドカップのブラジル大会ではユヴェントスのジョルジョ・キエッリーニに噛み付いている。

ハンドと人種差別

その他にもワールドカップでライン上でのハンド、パトリス・エブラへの人種差別など、スアレスは史上最もメディアを賑わせたサッカー選手のひとりとして語り継がれることになるだろう。

ディエゴ・マラドーナ

リストの最後に登場するのは、史上最高のサッカー選手であると同時に、史上最も物議を醸したサッカー選手ディエゴ・マラドーナ。

「神の手」事件

マラドーナが1986年のワールドカップ準々決勝のイングランド戦で決めた「神の手」ゴールは余りにも有名だ。さらには、薬物検査で陽性反応を示し、薬物依存症になり、そしてバルセロナ在籍時は、大暴れをして敵味方入り混じる大乱闘を引き起こした。

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