サーフィンがしたい! 世界のサーフトリップ人気目的地

最高のサーフスポット
ハワイ
サーファーのパラダイス
カリフォルニア
穴場的サーフスポット
ポルトガル
ヨーロッパのカリフォルニア
ナザレの大波
モロッコ
ロングライド
カナリア諸島
ニカラグア
コスタリカ
ブラジル
イタカレ
オーストラリア
インドネシア
神々の島
南アフリカ
多彩な波
メキシコ
スリランカ
ジャマイカ
最高のサーフスポット

むずかしいことは抜きにして、太陽の光を全身に浴び、沖合に漕ぎ出して波を待つ。サーフィンの楽しみとは基本的に、そういう行為の繰り返しにあるのだろう。今回は世界に点在する最高のサーフスポットを紹介しよう。

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ハワイ

ハワイはモダンサーフィン誕生の地だ。有名なサーフポイントに、バンザイ・パイプライン、ジョーズ、ワイメア・ベイなどがある。初心者向けにはサウザンド・ピークや、ワイキキビーチのポップスなどが名高い。

サーファーのパラダイス

『サーファーマガジン』誌によれば、ハワイのノースショアに行くなら冬を選ぶべきである。その時期、ノースショアにはオフショアの風(陸から沖合に向かう風)が吹き、海流の力強いうねりが押し寄せるのだが、それがサーフィンにはもってこいなのだ。もっとビギナー・フレンドリーな波を求めるむきには、夏のサウスショアが最良の選択となる。

 

カリフォルニア

カリフォルニア沿岸には世界中からサーファーが訪れるサーフポイントがある。このあたりはサーファーの聖地であり、北はサンフランシスコのオーシャンポイントから、南はリンコン、さらに下ってバハ・カリフォルニアまで、あちこちでレンジの広い波が押し寄せるのだ。よく知られているのは、プレジャーポイント、マリブ、レドンドビーチ、ダナポイント、サンオノフレ。ただしいずれも混んでいる。

穴場的サーフスポット

よりワイルドでよりプリミティヴな刺激を求めるサーファーたちは、南カリフォルニアの喧騒から遠く離れ、北へと向かう傾向がある。とはいえ、そんな南カリフォルニアにも、ロサンゼルスとサンディエゴのあいだにきらりと光るスポットがいくつかあるのだ。

ポルトガル

ヨーロッパでサーフィンといえば、最近はポルトガルが熱い。旅行案内サイト「Tripaneer」によると、「ポルトガルはヨーロッパ随一のサーフスポットとしての地位を確固たるものにしつつある。なんといってもバラエティに富んだ波が魅力的で、サーフキャンプをするにも最高だ。天気もおおむね言うことないし、サーフィンカルチャーも育ってきていて雰囲気もいい。街は肩肘張るところもなく、食べ物も美味しい。つまり、抗いがたい魅力に溢れているということだ」

ヨーロッパのカリフォルニア

ポルトガル沿岸にはすばらしい波が立つ。ポルト近くのあまり混まないサーフポイントから、リスボンに近いペニシェやエリセイラといった有名なポイントまで、最上質の波が保証されている。本土最南端のアルガルヴェも素晴らしく、いろいろなタイプの波が立つ。いわばヨーロッパのカリフォルニアである。

ナザレの大波

ポルトガルはビッグウェーブでも知られている。ナザレの大波だ。冬の時期には20mほどの波が立ち、サーフィの世界大会が開かれる。その海を見下ろす岬には小さな赤い灯台があり(写真)、この灯台目当てにやってくる観光客も少なくない。

モロッコ

ここ10年で、北アフリカの国モロッコはサーファーにとってメジャーな目的地になった。魅力的なレギュラーウェーブに乗れる場所として知られるようになってきたのだ。

ロングライド

『サーファーマガジン』誌によると、「モロッコを目的地に考えるサーファーたちはたいがい、長くてなめらかなレギュラーウェーブを求めている」。それで多くのサーファーたちがダガズートを訪れる。ダガズートの街はいい具合にレイドバックしたボヘミアン風の空気が漂っていて、まさにサーファーの故郷といった感じである。ただし、市内にはATMが一つもないので要注意。

カナリア諸島

カナリア諸島は「スペインのハワイ」と言われている。サーフィンの練習にはもってこいの場所だ。前出の「Tripaneer」の解説によると、「コラレホ、ファマラ、ラス・パルマス、プラヤ・デル・イングレスは、初心者サーファー向けの有名なスポット。一年を通して素直な波が立つ」という。

ニカラグア

中米ニカラグアの太平洋に面した港町、サン・フアン・デル・スールにはサーファーたちが多く集まる。その街を拠点に、プラヤ・マデラスやプラヤ・エルモサ、プラヤ・ヤンキーといったサーフポイントへと散っていくのだ。どこへ行っても、バレル(樽のようになって中に入ることのできる波)の一つか二つに出くわすことが期待できる。物価は安いし、お隣のコスタリカに比べればビーチもさほど混んでいない。

コスタリカ

そのお隣のコスタリカ。この南米のパラダイスにはオフショアの風が年に300日は吹く。太平洋とカリブ海に挟まれているおかげもあって、サーフィン向きのいい波がたくさん立つ。ビギナーにとっても上級者にとってもスキルを磨くには理想的な場所である。タマリンド、ノサラ、サンタ・テレサといったサーフポイントには一年を通して質の良い波がブレイクする。

ブラジル

サーフィンはブラジル文化の一部になっている。そのエネルギッシュなサーフ・シーンはこれまで世界中のサーファーを惹きつけてきた。波の立たない日も心配無用、問題ない。音楽、サッカー、それから音楽に合わせて踊れば万事OK。ブラジルを訪れるならサンパウロ州マレシアスははずせない。そこにあるサーフスポットには一年を通して良質な波が立つ。ただ、冬の間は波のサイズがぐっと大きくなるので要注意だ。

イタカレ

ブラジルのイタカレも同じくらい素晴らしいサーフスポットだ。バイーア州の南に位置する。易しい波から難しい波までひととおり揃っているから、どんなレベルのサーファーも退屈することはない。

オーストラリア

オーストラリアもサーファーの天国である。ロングライドを満喫できるのは、ヌーサやスナッパー・ロックスといった有名なサーフポイント。世界最高峰のサーファーたちの中にもこのあたりで生まれ育った人は多い。

インドネシア

インドネシア群島はさまざまなタイプの波に恵まれており、水は年中温かいので、多くのサーファーが詰めかける。太古のままの荒々しい岩礁がすばらしいバレルの波を作る。

神々の島

神々の島としても知られるバリ島は、サーフィンを習得するのにもってこいの場所であり、スキル磨きにも適した場所だ。なかでもヌサドゥアは神秘的なサーフポイントであり、周囲を鬱蒼としたジャングルとヒンドゥー教の寺院に囲まれている。オーストラリア人のサーファー・写真家のジェイソン・チャイルズはこの地を評して、「バリ島一のサーフスポット」であるとし、「サーフィンをしながらスピリチュアルな感覚を味わえる」と評している。

南アフリカ

南アフリカもサーフトリップの目的地として看過できない。インド洋と南大西洋とがひとつの海に合わさる場所では、波の絶えることはない。ジェフリーズ・ベイはそんな南アフリカを代表するサーフスポットとみなされており、一年を通して力強い波が立つ。「ジェフリーズ・ベイは南アフリカの宝なんだ。サーファーが求めるものはすべてそこにある。スピードもパワーも、なめらかさも全部」と、ジョーディー・スミスはレッド・ブルのインタビューで語っている。

多彩な波

同じくジョーディー・スミスによれば、南アフリカは多彩な波が楽しめる場所なのだという。「ケープタウンは夏が最高だ。沖合に漕ぎ出せば、あくまで青いバレルに出くわすことができる。西オーストラリアとよく似ているんだ。さすがに少しばかり寒いけれど、見た目と感じはそっくりだよ」

メキシコ

カリフォルニア沿岸によく似て、メキシコの太平洋沿岸にもなかなかの波が立つ。プエルト・エスコンディードがメキシコで最も有名なサーフポイントである。とにかくサイズの大きな波がブレイクするので、『サーファーマガジン』誌はその巨大な波のことを「メキシカン・パイプライン」と呼んでいる。経験豊かなサーファーだけが挑むことの許される波だ。

スリランカ

スリランカはクリスタルブルーの海水と多彩な魅力にあふれたサーフポイントで知られている。サーフトリップの目的地として近年人気の高まっている国だ。サーファーたちはアルガム・ベイやヒッカドゥワといったポイントに集結する。

ジャマイカ

ジャマイカもこの何年かでカリブ海の穴場的サーフスポットとして浮上してきた。サーファーのメッカ、ブル・ベイ近くで素晴らしい波が立つ。島の東側は切り立った岩壁の並ぶ海岸で、一年を通して強いうねりを味わうことができる。

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