ジネディーヌ・ジダン監督の長男、エンツォ・ジダン(29歳)が現役を引退

エンツォ・ジダンが現役引退を発表
モチベーションの低下
レアル・マドリードで13年を過ごす
デポルティーボ・アラベスへ移籍
さまざまなクラブを渡り歩く
最後はCFフエンラブラダ
記憶に残る試合
ゴールで勝利に貢献
現在の望みは?
モデルの妻と三人の娘
エンツォ・ジダンが現役引退を発表

かつてレアル・マドリードを率いたジネディーヌ・ジダン監督の長男、エンツォ・ジダンが今年9月末で現役を引退した。エンツォは現在29歳、サッカー選手としては最盛期となりうる年齢だが、エンツォにとっては幕引きのタイミングとなったようだ。

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モチベーションの低下

スポーツ紙『Diario As』によると、エンツォ・ジダンのサッカー選手としてのモチベーションは年を追うごとに低下していたというから、このタイミングの引退も驚くにはあたらない。

レアル・マドリードで13年を過ごす

エンツォ・ジダンは1995年生まれ。2004年にレアル・マドリードのユースに加入し、2016年にトップチームデビューを果たしたが、安定した地位を占めるまでにはいかず、2017年に同クラブを去る。

デポルティーボ・アラベスへ移籍

レアル・マドリードを去ったエンツォ・ジダンの移籍先は、デポルティーボ・アラベスだった。しかし、新たにジャンニ・デ・ビアージが監督に就任してからは出場機会が得られず、移籍からわずか半年で契約解除となる。

写真:Instagram - Enzo Zidane

 

さまざまなクラブを渡り歩く

デポルティーボ・アラベスを去ったエンツォは、FCローザンヌ・スポルト(スイス1部)、CFラージョ・マハダオンダ(スペイン2部)、CDアヴェス(ポルトガル1部)、UDアルメリア(スペイン2部)、ロデーズAF(フランス2部)と、さまざまなクラブを渡り歩いた。

最後はCFフエンラブラダ

2022年、エンツォが最後にたどり着いたクラブは、スペイン3部のCFフエンラブラダだった。このクラブで1年あまりを過ごし、ついに引退の決断を下したのである。

記憶に残る試合

エンツォ・ジダンが最も輝きを放った試合といえば、2016年11月30日、レアル・マドリードが本拠地でクルトゥラル・レネオサを迎えたコパ・デル・レイ4回戦第2戦かもしれない。当時レアル・マドリードを率いていたのは、父のジネディーヌ・ジダンだった。

ゴールで勝利に貢献

その試合、途中出場したエンツォは後半18分に点数を決め、チームは6対1で大勝したのだ。

現在の望みは?

しかしそれも、もう8年前の話である。引退を決めたエンツォの心を占めているのは、未来のことだ。彼は今、家族そろってマドリード生活を続けることを願っているに違いない。

写真:Instagram - Enzo Zidane

モデルの妻と三人の娘

エンツォ・ジダンはベネズエラ出身のモデル、カレン・ゴンサルベスと2022年に結婚しており、夫妻にはすでに、シーア、ジュリア、カイアという三人の娘がいる。サンティアゴ・ベルナベウのボックス席で、これからは一家そろってゆったりと試合を観戦できることだろう。

写真:Instagram - Enzo Zidane

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