スケートボード東京五輪銀メダリスト、15歳の開心那選手がパリ五輪代表に確定!

開心那(ひらき ここな)選手
パリ五輪日本代表は各種男女共に最大3枠
パリ五輪の日本代表に
「滑り続ける才能」
小学5年生の時に日本選手権で優勝
東京五輪
仲良しな3人
得意技は「ノースグラインド」
「フォーブス30アンダー30」
ココナッツの心那
開心那(ひらき ここな)選手

誰が代表となってもメダルが確実視されるほど、世界トップクラスの選手達がひしめき合っている日本スケートボード界。パリ五輪代表の座を巡る戦いが熾烈を極めているが、ついに開心那選手が代表の座を確実なものとした。

パリ五輪日本代表は各種男女共に最大3枠

パリ五輪のスケートボード競技はストリートとパークの2種目で、各種目に22名ずつ出場する。日本代表は各種男女共に最大3枠。2024年6月24日時点のオリンピック世界スケートボードランキングに従い代表権が与えられる。

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パリ五輪の日本代表に

2024年5月19日、パリ五輪予選シリーズ第1戦のスケートボード上海大会女子パークで、開選手が2位となった。この結果をうけ、他の日本選手とのポイント差により、開選手の五輪代表が確定した。

「滑り続ける才能」

『朝日新聞』によれば、開選手は5歳の時にスケボーを始めた。当初は転倒する度に泣いていたが、年上の先輩スケーターを見て、「自分もかっこよく滑りたい」と憧れを抱くようになった。飛びぬけた運動能力があるわけではなかったが、「滑り続ける才能」があり、メキメキ上達していったという。

画像:Instagram, @kokona.hiraki

小学5年生の時に日本選手権で優勝

2019年の日本選手権を、小学5年生で制した開選手。さらに東京五輪代表選考会を兼ねたアメリカでの国際大会で5位となる。

東京五輪

これらをうけ、日本史上最年少となる12歳の日本代表が誕生した。さらに開選手はそのまま勢いに乗って東京五輪で銀メダルをを獲得し、日本人史上最年少のメダリストとなった。

仲良しな3人

東京五輪で金メダルに輝いたのは四十住さくら選手(19歳)。銅メダルはイギリス代表だが日本人の母を持つスカイ・ブラウン選手(13歳)が獲得した。3人はライバルであると同時に友人としても仲が良く、一緒に表彰台に上ることができたのがとても嬉しいと口を揃えてコメントしている。『デイリースポーツ』紙が報じた。

得意技は「ノースグラインド」

「FNNプライムオンライン」のインタビューによれば、東京五輪にむけて日々4時間前後の練習をこなし、大会で顔面直撃のケガに見舞われるもめげずに練習に打ち込んだという。一番の得意技は板の前側の車輪のみでコースの縁を滑る「ノーズグラインド」だ。

「フォーブス30アンダー30」

また、開選手は『フォーブス』誌が毎年発表している日本版の30歳未満の特筆すべき30人「フォーブス30アンダー30」にも選ばれている。

画像:Instagram, @kokona.hiraki

ココナッツの心那

心那(ここな)の名前は、南国好きの母親が「ココナッツ」から付けたという。この夏開催されるパリ五輪で再び大活躍すれば、珍しい心那の名が赤ちゃんの名前ランキング上位に登場するようになるかもしれない。

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