植毛手術をしたサッカー選手たち:サッカースペイン代表ダビド・ラヤを始め、豊かな髪を手に入れた選手たち
プレミアリーグのアーセナルに所属するスペイン代表ゴールキーパー、ダビド・ラヤは、より豊かな髪を手にいれるために専門医の元で植毛手術を受けたと明かした。
ユーロ2024にも出場したラヤが植毛手術を受けたことで話題となったが、ラヤ以外にも同様の手術を受けたサッカー選手がいる。
マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドであるウェイン・ルーニーも植毛を決意したサッカー選手の一人だ。年齢を重ねるとともに髪が薄くなったことで、2011年に植毛手術を受けることを決意。「フォロワーの皆さんにお知らせします。植毛手術を受けました」というツイートが話題となり、植毛自体への注目も集まった。
ルーニーは現役時代を通じてこの施術を繰り返した。専門医院「ヘア・パレス」のウェブサイトによると、一回の施術あたりおよそ3万ポンド(約500万円)を支払っているようだ。
世界的人気選手だったデヴィッド・ベッカムは、現役時代からさまざまなヘアスタイルやファッションを披露してきた。年齢を重ねて薄毛となり生え際が後退したことで、2011年に植毛手術を決意。
2012年にサッカー選手を引退してからも、ベッカムは世間の注目の的だ。現在は米サッカーリーグであるMLSの強豪インテル・マイアミのオーナーを務めている。現在でもたびたびメディアの前に姿を現すが、今では様々なヘアスタイルを楽しんでいるようだ。
ダビド・シルバはマンチェスター・シティとスペイン代表で長く活躍し、レアル・ソシエダでは久保建英とも共闘した。2023年に現役を引退したシルバだが、キャリアの後半には薄毛だったはずの髪が見事に復活を果たしたことでも注目を集めた。
ウェイン・ルーニーと同様に、シルバも後頭部と側頭部から自らの毛髪を抽出し、頭頂部と前頭部に移植する技術である毛包単位抽出(FUE)手術を受けた。
今年ナポリ監督に就任したアントニオ・コンテは、現役時代にはユベントス、レッチェ、イタリア代表で輝かしい活躍を果たした。専門医院「ウィンポール・クリニック」のウェブサイトによると、ユベントス時代から薄毛に悩まされるようになったという。
アントニオ・コンテは、2000年代初頭に母国イタリアで全頭植毛手術を受けた。監督になってからは豊かな髪でメディアの前に姿を現している。コンテは植毛手術を有名にしたサッカー選手の一人だと言えるだろう。
リヴァプールやバイエルン・ミュンヘンで活躍してきたスター選手、サディオ・マネは、遺伝的要因やストレスが原因で髪の毛が抜け始め、植毛手術を受けることを決断。
現在サウジアラビアのアル・ナスルでプレーしているサディオ・マネ。治療後の痛みや赤みなどが起こる期間である「ダウンタイム」が短く成功率が高いFUE手術を選択したようだ。