きょうだいで活躍するアスリートたち:スポーツの才能は親ゆずり?
スポーツの才能が親から子へと受け継がれること珍しいことではない。そして、家族あるいは親戚からトップアスリートが2人あるいは3人と輩出されることもある。
そうした家系に生まれたきょうだいの中には、異なる種目で高みを目指すアスリートもいれば、同じスポーツのライバルとして対決するケースもある。互いに切磋琢磨し、そろって報酬を高めていくことも可能だ。
ただでさえエキサイティングなスポーツも、きょうだい対決となれば試合は一段と熱を帯びる。
そんなわけで今回は、スポーツ史にのこる有名なきょうだいアスリートをチェックすることにしよう!
NBAで長期にわたって活躍したデル・カリー。その息子たちがセス&ステフィン・カリーだ。
ステフィンは4度のNBA優勝経験を誇るほか、NBA史上最高のスリーポイントシューターであり、MVPに2度、NBAファイナル最優秀選手に1度選出されている。一方。セスのキャリアはそこまで輝かしいものではないが、地道なプレーヤーとして10年にわたる活躍を続けている。
2023年、スーパーボウル史はじまって以来の兄弟対決を実現させたジェイソン&トラヴィス・ケルシー。
2人そろって殿堂入りを果たしたケルシー兄弟。トラヴィスはスーパーボウルで2度優勝したほか、オールプロに4度選出されている。一方、ジェイソンはスーパーボウルを1度制覇、オールプロには5度選出されている。
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幼いころから有名なアスリート兄弟といえば、ロンゾ、ラメロ&リアンジェロ・ボールだろう。というのも、TV番組『ボール・イン・ザ・ファミリー』を通して選手生活とプライベートを公開してきたためだ。
3人そろってプロバスケットボール選手になったボール兄弟。ラメロはシャーロット・ホーネッツのキープレーヤーとして活躍中、ロンゾはシカゴ・ブルズの先発ポイントガードだったが負傷のため今一つ成績が振るわないでいる。一方、リアンジェロはNBAゲータレード・リーグでプレーしている。
NFLで13シーズンにわたりクォーターバックを務めたアーチー・マニングを父に持つイーライ&ペイトン・マニング。父と同じ道を選んだ2人は、NFL史にのこる名クォーターバックとして活躍中だ。
2人とも2度のスーパーボウル優勝経験を持つが、イーライはペイトンよりスーパーボウルMVP受賞歴で1度上回っている。
日本のスピードスケート界をリードし続けた高木菜那・美帆姉妹。幼い頃から互いに切磋琢磨しつつ、世界を舞台に闘うトップアスリートとしての道を切り拓いてきた。
2014年ソチオリンピックでは姉の菜那だけが代表に選出されたが、これを受けて妹の美帆が奮起。以降の国際大会では大活躍を見せるように。2018年平昌オリンピックでは姉妹で団体パシュートに出場し、素晴らしいチームワークで金メダルを手にした。
父でありコーチでもあるリチャード・ウィリアムズの指導のもと、20年余りにわたってトップに君臨し続けたテニス界の女王、セリーナ&ヴィーナス・ウィリアムズ。
オリンピックでは、姉妹で一丸となりプレーしたダブルスで金メダルを獲得したほか、両者あわせて30回(セリーナ23回、ヴィーナス7回)のグランドスラム優勝歴を誇る。
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