チャリティイベント「サッカーエイド」でウサイン・ボルトが負傷
「サッカーエイド」とはスポーツ界のスター選手たちがサッカーを通じて国連児童基金(UNICEF)への協力を呼び掛ける、毎年恒例のチャリティイベントだ。『ザ・サン』紙によれば、今年は1億2,700万ドルあまりの寄付があったというが、一方でトラブルに見舞われた選手もいるようだ。このイベントに参加していた「人類最速の男」ことウサイン・ボルトが担架で運び出されてしまったのだ。
元陸上選手として知られるウサイン・ボルトだが、実はサッカーエイドの常連で、普段はFWとしてプレーしていたが、今年は異例のDFを任されていた。
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『デイリー・メール』紙によれば、ボルトはトッテナム・ホットスパーFCの元ストライカー、ジャーメイン・デフォーにドリブルで抜き去られ、タックルを試みた際に負傷してしまったらしい。
一方、デフォーは颯爽とドリブルを続け、ゴールを守るボクシング元世界チャンピオンのトニー・ベリューをかわして、華麗に得点を挙げて見せた。
担架でピッチを後にしたウサイン・ボルトはその後、Instagramに投稿を行い、試合中にアキレス腱を断裂してしまったことをファンに報告。
ボルトは「アキレス腱が断裂してしまったとはいえ、もちろん戦士だからね」と投稿。すぐに回復して、元気な姿を見せてくれることだろう。
サッカーエイドの試合は元サッカー選手やその他スポーツのスター選手、セレブなどが一堂に会し、イングランド代表と世界代表に分かれて激突するという形で行われる。『ザ・サン』紙いわく、イングランド代表は5年連続で黒星を喫していたが、今年は6-3で勝利し、ようやく連敗をストップしたとのこと。
100メートル競走および200メートル競走での目覚ましい活躍で知られるウサイン・ボルトだが、実は陸上競技を引退した後、プロサッカーに挑戦したことがあるのをご存じだろうか?
ボルトはマンチェスター・ユナイテッドFCの大ファンであり、マンチェスター・ユナイテッドとボルシア・ドルトムントからトライアルの機会を与えられたのだ。本人いわく、サッカーへの挑戦は「夢」だったそう。
その後、オーストラリアのAリーグ・メン(男子1部リーグ)に所属するセントラルコースト・マリナーズFCでプレーし、シーズン前に行われたマッカーサーFCとの親善試合では2得点を挙げている。代理人いわく契約のオファーがあったらしいが、結局、ボルトが正式メンバー入りすることはなかった。
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