パリ・オリンピックの注目選手:棒高跳びの俊英モリー・コードリー

モリー・コードリー
幼い頃から競技を始める
若くして才能を発揮
5位入賞
成績を伸ばす
「夢のようでした」
不慮の事故で怪我を負う
うっかり指を挟んでしまう
複数回の手術
別の怪我も
成績向上
自己ベストを更新
本命は2028年
インスタグラムでも活躍
「モデルではない」
注目の選手
モリー・コードリー

棒高跳びイギリス代表としてパリ・オリンピックに参加予定のモリー・コードリー。23歳の俊英だが、実はけがを乗り越えて今回の大舞台に臨んでいる。

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幼い頃から競技を始める

コードリーは2000年3月17日、イギリスのコーンウォールで生まれた。父親の手ほどきのもと、同地の陸上クラブで幼い頃から競技を始めている。

若くして才能を発揮

コードリーは2018年、わずか17歳の時にオーストラリアのゴールドコーストで開催されたコモンウェルスゲームズでイングランド代表に選出された。BBCによると、イギリスチーム最年少だったという。

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5位入賞

いまやオリンピック金メダル最有望株と見なされるまでに成長したコードリーだが、同大会でも5位入賞を果たし、チームからの信頼に応えて見せた。

成績を伸ばす

4年後の2022年に開催されたコモンウェルスゲームズ(バーミンガム)でもコードリーは代表に選出され、2位入賞を果たした。

「夢のようでした」

銀メダル獲得直後にBBCのインタビューに応じたコードリーはこう語っている:「夢のようでした。昨晩、とても鮮明な夢を見たんです。私は3位でした。目が覚めてから夢だと気づきました。夢でよかったです。2位になれましたから」

不慮の事故で怪我を負う

しかし、夢のような2位からわずか8ヶ月後、ウェイトトレーニング中の不慮の事故であやうく左手の指を失いかけた。まさにキャリアの危機になりかねないところだったのだ。

うっかり指を挟んでしまう

コードリーは『ザ・サン』紙にこう語っている:「トレーニングをしていて、バーベルを下ろした時にラックに指を挟んでしまったんです」いわく、指が「9割」取れかけたとか。

複数回の手術

コードリーによると、3回の手術を経て指の機能は回復したが傷は残ってしまったという。

別の怪我も

コードリーはほかにも、損傷したアキレス腱の修復のために2回手術を受けている。そのせいで「9ヶ月近い休養を余儀なくされた」と『ザ・サン』紙で語っている。

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成績向上

だが、怪我との闘い以降コードリーの成績は上昇して自己ベストを次々と更新、世界選手権では4.75mを記録し5位に入賞も果たしている。

自己ベストを更新

BBCによると、今年フランスで行われた大会でコードリーは自己ベストを更新し4.86mを記録。この記録は東京オリンピックなら銀メダル級で、金メダルまであと4cmという水準だ。

本命は2028年

コードリーは『ザ・サン』紙にこう語っている:「パリ・オリンピックでも決勝まで行けさえすれば結果はどうなるかわかりません。ただ、どのアスリートにも本命のタイミングというものがあり、私にとってそれは2028年です」

インスタグラムでも活躍

ちなみに、コードリーは棒高跳びの有望な選手というだけでなく、インスタグラムでも20万人以上のフォロワー数を誇っている。インフルエンサーとしてアディダスなどのメーカーとスポンサー契約を結んでいるのだ。

「モデルではない」

そのせいか、コードリーは「副業」に精を出し過ぎていると言われることもあるらしい。そんな意見を本人は『デイリー・メール』紙上で否定、「はっきり言っておきますが、私はモデルではありません」と語っている。

注目の選手

パリ・オリンピックまで残すところわずか数ヶ月。コードリーの活躍を見逃さないようにしよう。

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