ユーロ2024優勝予想:クリスティアーノ・ロナウド擁するポルトガル代表が最有力
4年に1度ヨーロッパNo.1をかけて各国の代表チームがしのぎを削るUEFA欧州選手権、通称「ユーロ」。6月18日、クリスティアーノ・ロナウドを擁するポルトガル代表は、チェコ共和国とのユーロ2024開幕戦に臨む。会場は、ドイツ・ブンデスリーガの強豪ライプツィヒの本拠地レッドブル・アリーナだ。
39歳のクリスティアーノ・ロナウドにとっては、今回大会がポルトガル代表での最後のユーロになるかもしれない。そのなかで、ポルトガル代表が優勝を果たし、ロナウドが有終の美を飾れるかに注目が集まっている。
ポルトガルをユーロ2016優勝に導いた伝説的指揮官フェルナンド・サントスの後を継いだロベルト・マルティネス監督。就任以降、ポルトガル代表は無敵とも言えるパフォーマンスを見せつけてきた。
マルティネス監督は、ユーロ2024予選が始まる前に監督に就任。ここまで10試合中10勝、わずか2失点というパーフェクトな戦績を残している。
サッカー専門サイト『FourFourTwo』によると、ポルトガル代表は予選全勝でユーロ2024本戦に出場する唯一のチームだという。歴代大会を見ても、ユーロ予選を全勝通過したのは、今回のポルトガルを含めてわずか8チームしかない。
クリスティアーノ・ロナウドは、サウジアラビアのアル・ナスルでリーグ戦31試合に出場。驚異の35ゴールを挙げ、5つの異なるリーグで得点王を獲得した史上初の選手となった。キャリアのなかでも特に好調なシーズンを過ごしたロナウドは、良い状態を保ってユーロに臨む。
間違いなくサッカー史上最高の選手の1人であるロナウドは、40歳目前となっても衰えを感じさせない活躍を果たしている。ユーロ予選では9試合で10得点を挙げており、マルティネス監督のポルトガル代表の不動のエースだ。
サッカー専門メディア『プラネット・フットボール』に対し、マルティネス監督はロナウドについて次のように語っている。「ロナウドは所属クラブで今季通算41試合に出場し、42ゴールを決めていて、その継続性、コンディションを維持する能力、そしてゴール前でのクオリティの高さを証明しているね。それこそチームが必要としているものなんだ」
ポルトガルがユーロ2016で優勝したシーズンも、ロナウドはその得点力を発揮し、スペインのラ・リーガで36試合35ゴールを記録。カップ戦も含めるとで48試合で51ゴールを決めていた。今大会もロナウドの得点力により、ユーロ2016の再現となるだろうか。
エースのクリスティアーノ・ロナウド以外にも、ポルトガル代表は各ポジションに世界最高レベルの選手を揃えている。フランス、イングランド、ドイツ、スペインといったヨーロッパの並みいる強豪チームを抑えて優勝候補と呼ぶのにふさわしい実力をもっている。
ロナウドの近くでプレーするのは、世界最高レベルの攻撃的ミッドフィールダーであるブルーノ・フェルナンデスとベルナルド・シウバだ。普段はプレミアリーグのライバルクラブで戦う2人だが、今シーズンは両者ともにタイトルを獲得しており、良いイメージでユーロに臨めるだろう。
サッカー専門サイト『トランスファー・マルクト』によれば、今シーズン、ベルナルド・シウバはマンチェスター・シティで6ゴール9アシスト、ブルーノ・フェルナンデスは不振にあえぐマンチェスター・ユナイテッドで10ゴール8アシストを記録。この2人の活躍が試合を左右することになるだろう。
ディフェンダーは、マンチェスター・ユナイテッドのディエゴ・ダロト、レジェンドのペペ、マンチェスター・シティのルベン・ディアス、そして今季バルセロナでプレーしたジョアン・カンセロが4バックを務めると予想されている。フラムのジョアン・パリーニャがアンカーを務めるほか、PSGのヴィチーニャや、プレミアリーグで活躍するディエゴ・ジョタ、マテウス・ヌネス、FCバルセロナのジョアン・フェリックス、ACミラン所属のラファエル・レオンなど多くの才能ある選手を擁している。
さらに、ポルトガル代表にとって、ユーロ2024のグループリーグは比較的楽なものになるかもしれない。グループFでは、チェコ共和国、トルコ、ジョージアと決勝トーナメント進出をかけて争う。
ロナウド率いるポルトガル代表は予選と同様、グループリーグを楽に突破する実力を持っている。チームのコンディションは万全であり、質、経験、年齢のバランスも完璧に整っている。間違いなく優勝の最有力候補と言えるだろう。