ユーロ2024に駆け付けた、最もクレイジーな”コスプレ”サポーターたち
世界各地で開催される主要なサッカー大会には、ありとあらゆるタイプのサポーターが集まってくる。そうした中には目を疑うような格好をしていたり、コスチュームを通じて自分たちの国や文化アイデンティティを高らかに表現したりする人も多い。
今回はドイツで開催中の「ユーロ2024」にやってきた、奇抜な衣装のサポーターたちをご紹介しよう。
かつてヴァイキングが闊歩していたデンマークのサポーターは、頭のてっぺんからつま先まで一分の隙もなくヴァイキングファッションで身を固めた。1992年大会におけるデンマーク優勝の記憶をよみがえらせることはできるだろうか。
カメラに向かってごきげんで親指を立てるベルギーサポーター。ベルギー名物のフライドポテトを頭に乗せたのはいいが、後ろに座っている観客の邪魔にならないのだろうか。
オランダサッカーの伝説、ルート・フリットになりきった3人のサポーター。同国代表はユーロ1988年大会で決勝に進出、長髪をなびかせて活躍するフリットのおかげでタイトルを手にしたのだ。今大会でも、ここぞという場面にはこの3人を投入するといいだろう。
デンマークと同じく、フランスのサポーターたちも自国の歴史にオマージュを捧げた。ナポレオン閣下と将校たちの声援を受けて、フランスは優勝の夢を果たせるだろうか?
サッカーの国際大会といえば必ず姿を見せるのが、スーパーマリオとルイージに扮したイタリア代表サポーター。ゲームキャラの熱い声援を受けて、イタリアはクロアチア戦で終了間際に2得点を挙げ、決勝トーナメント進出を決めた。
水球のキャップをかぶったクロアチアのサポーター。それもそのはず、水球のクロアチア代表は今年2月開催の世界選手権でみごと優勝、オリンピック2012年大会でも金メダルを獲得した強豪なのだ。しかし、サッカー代表はそれにあやかれずイタリアに屈した。
「赤い悪魔」と呼ばれるベルギー代表のサポーターたちは、もちろん角と牙を生やしてユーロ2024にかけつけた。赤のユニフォームでドラムを叩くのも定番だ。
闘牛が有名だが、じつは名馬の産地でもあるスペインのサポーターたちは馬を駆ってスタジアムに乗り込んだ。大型動物にいったいどんな座席が与えられたのかは不明だが、スペインはアルバニアに快勝してグループリーグをトップで終えた。