ミハエル・シューマッハの娘が挙式、事故からリハビリを続けている元F1王者も出席?
F1界の伝説であるミハエル・シューマッハの娘ジーナ=マリア・シューマッハが9月28日、長年のパートナーであるイアイン・ベトケとスペインのマジョルカ島で結婚式を挙げた。リハビリ中のハエル・シューマッハが娘の晴れの日に果たして出席できたのかどうか、憶測が飛び交っている。
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シューマッハは2013年にスキー事故で重傷を負い、その後の容態は謎に包まれて来た。しかし、F1ニュースメディア「GPFans」によれば、シューマッハは公の場に姿を見せなかったものの、結婚式には出席したのではないかと見られているようだ。
『デイリー・スポーツ』紙によれば、ジーナ=マリアの結婚式に出席したのは弟のミックや母のコリーナ、叔父のラルフ(写真右)など、家族や親しい友人のみだったという。実際、シューマッハ家はマスコミにプライベートを詮索されないよう、以前から細心の注意を払ってきた。
ミハエル・シューマッハと言えば、7度にわたってドライバーズ・チャンピオンに輝き、91回ものレースを制したF1界を代表するレジェンドだが、スキー事故後の容態については家族が世間に漏れないよう手を尽くしているのだ。『ガーディアン』紙によれば、10年前に発生した事故で深刻な頭部外傷を負って以来、スイスにある自宅で専門医による治療を受け続けているとのこと。
それでも、シューマッハの容態をめぐっては常に憶測が飛び交ってきた。妻のコリーナや娘のジーナ=マリア、息子のミック(写真)はそれぞれの人生を歩んでいるが、だからと言って、ミハエルのもとを去ってしまったわけではないようだ。
一部の報道によれば、シューマッハの意識レベルは非常に低いとされているが、実は家族イベントに参加できるほどまで回復しているのではないかという見方を伝えるメディアもある。
ミハエルに関する情報はほとんど公表されていない。そんな中、一筋の手がかりを与えてくれるのはNetflixが制作したドキュメンタリー番組だろう。この番組に出演した妻のコリーナは「ミハエルがいないので、毎日さみしい思いをしています。しかし、それは私だけではありません。子供たちや家族、ミハエルの父、ミハエルの親友など、皆が同じ思いを抱えているのです。しかし、ミハエルは別の形でここにおり、そのことが私たちを勇気づけてくれている気がします」とコメント。
コリーナはさらに、「私たちはミハエルが望むであろう家族の形を維持しながら、自分たちの暮らしも続けています。ミハエルは常々、私生活は私生活だと言っていました。だから、彼のプライベートが尊重されることはとても重要だと思うのです。これまではミハエルに守ってもらっていましたが、今度は私たちが彼を守る番です」とした。
いずれにせよ、ミハエルが娘の結婚式に出席したのか、あるいはその他の方法で立ち会ったのかについては、現時点では明らかになっていない。
シューマッハの家族は彼のプライベートを公表しないという方針を貫いているが、世間の人々による詮索がやむ気配はない。それどころか、シューマッハ家の気苦労に付け込もうとする不届き者まで現れる始末だ。
『EuroWeekly』紙によれば、2024年6月には3人組の男による脅迫事件が発生。犯人グループはシューマッハの家族に対し、1,500万ユーロ(およそ24億円)支払わなければ、プライベートな情報をリークすると脅したのだ。
また、2023年5月には、「ミハエル・シューマッハ:事故後初のインタビュー!」という記事を掲載した独誌『Die Aktuelle』が家族に訴えられ、敗訴している。このインタビューはAIによって生成された偽物だったのだ。
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