ルイス・ハミルトンづくし:7回のF1ワールドチャンピオンをランキングで

天才レーシングドライバー
2023年の挑戦
7回の世界選手権をランクづけ
第7位:2015年
セバスチャン・ベッテルも脅威にはならず
第6位:2019年
不利なスタートも関係ない
第5位:2020年
ライバルを抑える
第4位:2014年
僅差の勝利
第3位:2017年
最高の復活
第2位:2018年
最高のドライバー
第1位:2008年
1ポイント差のチャンピオン
天才レーシングドライバー

サー・ルイス・ハミルトンは、自動車レースのファンの間で、史上最高のF1ドライバーとみなされている。彼はF1世界選手権において、これまで7回、ドライバーズ・チャンピオンのタイトルを獲得している。

2023年の挑戦

もうじき次のF1の季節が始まろうとしている。果たしてルイス・ハミルトンは来季8回目の王者に輝き、ミハエル・シューマッハの記録を越えることはできるだろうか?

7回の世界選手権をランクづけ

この記事では過去を振り返り、彼がドライバーズチャンピオンに輝いた7回の世界選手権を、そのインパクトの順に見ていこう。

第7位:2015年

それ以前のシーズンは、ニコ・ロズベルグがハミルトンとほぼ互角にわたりあっていた。だが、2015年の世界選手権はルイス・ハミルトンのひとり舞台だった。彼をおびやかすライバルはいないも同然だったのである。

セバスチャン・ベッテルも脅威にはならず

フェラーリの新人ドライバー、セバスチャン・ベッテルは、慣れないマシンでまだ地に足がつかず、ハミルトンの脅威とはならなかった。ハミルトンは10勝をおさめ、最後の3戦を残してワールドチャンピオンを獲得する。

第6位:2019年

2019年もハミルトンのひとり舞台で、最後の2戦を残してワールドチャンピオンを獲得した。この年はライバルのフェラーリ勢が不正なエンジンを使っていたという疑惑があり、ハミルトンのタイトル獲得はなおさら意義深いものだった。

不利なスタートも関係ない

疑惑のエンジンを搭載したフェラーリ勢に予選でおされ、メルセデス勢のハミルトンは5回しかポールポジションを獲ることができなかった。にもかかわらず、堂々たるレース運びで11勝をおさめ、通算6度目となるワールドチャンピオン獲得を果たしたのだ。

第5位:2020年

2020年のF1世界選手権は、現在のワールドチャンピオン、マックス・フェルスタッペンがトップドライバーとして開花しはじめたシーズンだった。

ライバルを抑える

チームメイトのバルテリ・ボッタス、勢いのあるマックス・フェルスタッペンといった好敵手が揃うなか、ハミルトンはふたたび冴えわたるレースを繰り広げて11勝をおさめ、ミハエル・シューマッハに並ぶ7度目のタイトルを獲得した。

第4位:2014年

エンジンが2.4リッターV8から1.6リッターV6に小型化された2014年は、この変化にうまく対応したメルセデスのチームが優位に立った。ルイス・ハミルトンはチームメイトのニコ・ロズベルグと最後の最後まで死闘を演じることになった。

僅差の勝利

ポール獲得数はハミルトンの7回に対してロズベルグは11回。レースを有利に開始したのはロズベルグのほうだったが、ロズベルグの5勝に対してハミルトンは11勝をあげ、ハミルトンはぎりぎりのところでチャンピオンシップを制した。

第3位:2017年

ロズベルグの後任としてウィリアムズからバルテリ・ボッタスが加入し、メルセデス内にハミルトンの脅威はいなくなった。だが、フェラーリのセバスチャン・ベッテルが台頭しつつあった。

最高の復活

前年にタイトルを奪われて悔しい思いをしていたハミルトンは、2017年に最高の復活を遂げる。メルセデスのマシンをてなずけた彼は、ラスト9戦を走って5勝をもぎとり、タイトルをふたたび我がものにしたのだ。

第2位:2018年

ルイス・ハミルトンが制した2018年ワールドチャンピオンシップは、その内容からいって、F1史上最も偉大なタイトルのひとつに数えられるものだった。このシーズンは彼の力量とマシンのパフォーマンスが、どちらも存分に発揮された。

最高のドライバー

ハミルトンはこのシーズン、11勝をあげた。おおむねずっと優勢だったが、なんといっても不利な状況から繰り出される、ずば抜けたマシンさばきが印象的だった。イタリアGPとロシアGPでフェラーリのドライバーたちを黙らせた伝説的なドライビングにはあらゆる人々が喝采を送った。

第1位:2008年

2008年のハミルトンはまだピークに達していない。だが、荒削りながら23歳の若さで勝利をつかんだその才能に注目し、この年をハミルトン史上最高のワールドチャンピオン獲得シーズンとして推したい。

1ポイント差のチャンピオン

2008年はハミルトンのミスが目立つシーズンだった。しかし、イギリスGPとドイツGPでのすばらしい勝利や、他の3つのグランプリでの優勝もあり、ハミルトンはとことんまで張り合ったフェラーリのフェリペ・マッサに最後1ポイント差で勝り、史上最年少でワールドチャンピオンを獲得した。

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