最も移籍金が高かったレアル・マドリードの選手たち

移籍市場をリードするレアル・マドリード
クラブ史上最も高額な移籍金で引き抜いた選手たち
エデン・アザール(ベルギー)
2位:ジュード・ベリンガム(イングランド)
ガレス・ベイル(ウェールズ)
クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル)
オーレリアン・チョアメニ(フランス)
ジネディーヌ・ジダン(フランス)
ハメス・ロドリゲス(コロンビア)
カカ(ブラジル)
ルカ・ヨビッチ(セルビア)
ルイス・フィーゴ(ポルトガル)
エデル・ミリトン(ブラジル)
フェルランド・メンディ(フランス)
ロドリゴ・シウバ・デ・ゴエス(ブラジル)
ヴィニシウス・ジュニオール(ブラジル)
ロナウド・ナザリオ(ブラジル)
移籍市場をリードするレアル・マドリード

今世紀のサッカー移籍市場を牽引するスペイン1部リーグのレアル・マドリード。フロレンティーノ・ペレスが会長に就任して以来、多くのスター選手を獲得しスポーツ的にも商業的にも大きな成功を収めている。

クラブ史上最も高額な移籍金で引き抜いた選手たち

もちろん世界最高の選手を獲得するために、レアル・マドリードは莫大な移籍金を支払わなければならなかった。今回は、クラブ史上最も高額な移籍金が支払われた選手たちを紹介していこう。

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エデン・アザール(ベルギー)

移籍金:1億1500万ユーロ

2019年にチェルシーから移籍

移籍金は4000万ユーロ、5600万ユーロ、6400万ユーロの3回に分けて支払われた。レアル・マドリード史上最高額となったが、アザールは期待に応えることが出来ず、クラブ史上最悪の契約と呼ばれている。

2位:ジュード・ベリンガム(イングランド)

移籍金:1億300万ユーロ

2023年にボルシア・ドルトムントから移籍

1300万ユーロ+ボーナスの移籍金で合意。ボーナスは最大で固定額の30%になる。契約期間は6年との見通しで、レアル・マドリードの中盤を担う。ベリンガムは他クラブのはるかに高額なオファーを断って、レアル・マドリードへの加入を決めた。

ガレス・ベイル(ウェールズ)

移籍金:1億100万ユーロ

2013年にトッテナム・ホットスパーから移籍

2010年代にレアル・マドリードの中心的存在だったガレス・ベイル。クリスティアーノ・ロナウドとカリム・ベンゼマとの3トップは、名前の頭文字から「BBC」と呼ばれ、人々の記憶に残るフォーメーションとなった。

クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル)

移籍金:9600万ユーロ

2009年、マンチェスター・ユナイテッドから移籍

クリスティアーノ・ロナウドは、レアル・マドリード史上最高の選手といえるだろう。9シーズンで438試合に出場し、450ゴール120アシストという成績を残してクラブを去った。在籍期間中、1試合あたり1ゴール以上あげた計算になる。

オーレリアン・チョアメニ(フランス)

移籍金:8000万ユーロ

2022年、モナコから移籍

レアル・マドリードのMF史上最高額で加入、カゼミーロの後継者としての活躍が期待されている。シーズン途中にワールドカップがあり、チームに適応するのが難しくはなったが、クラブはチュアメニが6年契約の間に素晴らしい結果を残すであろうことに疑いの余地はないとしている。

ジネディーヌ・ジダン(フランス)

移籍金:7750万ユーロ

2001年、ユベントスから移籍

欧州サッカー連盟のレセプションで、フロレンティーノ・ペレスから「レアル・マドリードに来たいか?」と書かれた紙ナプキンを渡されたジダン。「イエス」と返答し、当時のクラブ史上最高額でレアル・マドリードに加入した。ジダンはレアル・マドリードで選手としてだけでなく、コーチや監督としても大成功を収め、ゆくゆくは会長になるとの見方もある。

ハメス・ロドリゲス(コロンビア)

移籍金:7500万ユーロ(+最大で固定額の15%となるボーナス)

2014年にASモナコから移籍

ワールドカップで大活躍したハメス・ロドリゲスは、移籍1年目はクオリティ高いプレーでファンからの信頼を得たが、2年目以降はスタメンとして定着することはなかった。

カカ(ブラジル)

移籍金:6700万ユーロ

2009年にACミランから移籍

アザールに次いでクラブ史上最悪の契約とされるカカ。膝を負傷したこともあり、以前のような活躍を見ることは出来なかった。

ルカ・ヨビッチ(セルビア)

移籍金:6300万ユーロ

2019年、フランクフルトから移籍

誰にも理解されなかった契約。マドリードが支払った法外な移籍金に見合う価値があるのか、常に疑問視されていたルカ・ヨビッチ。クラブからの期待に全く応えられず、2022年にフィオレンティーナへ移籍した。

ルイス・フィーゴ(ポルトガル)

移籍金:6190万ユーロ

2000年にバルセロナから移籍

ぺレス会長は、選挙の公約にクラブの借金清算とライバルクラブのエース引き抜きを掲げていた。そして1年後、大きな打撃をバルセロナに与える禁断の移籍が実現。クラシコでフィーゴがカンプ・ノウに帰還した際は、バルセロナサポーターたちから大ブーイングを受け、ビンやゴミなどがピッチに投げ込まれた。

エデル・ミリトン(ブラジル)

移籍金:5000万ユーロ

2019年にポルトから移籍

ヴァランとラモスがセンターバックのトップコンビとして活躍していた時期にマドリードに加入。ベンチを温めるミリトンを揶揄するジョークは日常茶飯事となっていたが、スタメンになると評価が一変した。世界最高のセンターバックの1人。

フェルランド・メンディ(フランス)

移籍金:4800万ユーロ+ボーナス500万ユーロ

2019年にオリンピック・リヨンから移籍

レアル・マドリードの守備を支える活躍を見せたが、2021年に脛骨骨膜炎との診断がでる。怪我は報道よりも重症で、メンディのパフォーマンスに大きな影響を与えている。

ロドリゴ・シウバ・デ・ゴエス(ブラジル)

移籍金:4500万ユーロ

2019年にサントスFCから移籍

ベンゼマの退団が決まり、後継者として期待が高まるゴエス。レアル・マドリードでプレーの質とゴールへの嗅覚を少しづつ成熟させ、14回目のチャンピオンズリーグ優勝に大きく貢献した。

ヴィニシウス・ジュニオール(ブラジル)

移籍金:4500万ユーロ

2018年にフラメンゴから移籍

リニューアルしたレアル・マドリーの中心となる選手で、世界のベスト3に入る実力派。エル・クラシコでは史上最年少でゴールを挙げ、2022年のチャンピオンズリーグ決勝でもゴールを奪う大活躍を見せた。

ロナウド・ナザリオ(ブラジル)

移籍金:4500万ユーロ

2002年にインテル・ミラノから移籍

2002年夏、移籍市場の最終日にレアル・マドリードにやってきたロナウド。運動量の少なさ、怪我や太り過ぎなどの問題を抱えてはいたが、在籍期間中に多くのゴールをあげ活躍した。

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