モータースポーツでも活躍するセクシー女優、レニー・グレイシーとは
モーターレースの世界で活躍を収め、セクシー女優としても人気を博したレニー・グレイシー。そんな彼女のユニークな経歴と現在の活動について見ていこう。
オーストラリア出身のレニー・グレイシーは、クイーンズランド州ローガン市のジョン・ポール・カレッジ出身。学生時代からモータースポーツに興味をもち、カートレースの試合にも出場していたようだ。
オーストラリアのレースシリーズ「スーパーカーズ選手権」の公式サイトに書かれた経歴によれば、カートレースで好成績を収めたことでレニーはフォーミュラカーのレーサーにステップアップ。ポルシェ・カレラ・カップ・オーストラリア選手権への出場を果たした。
同サイトによると、レニーはポルシェ・カレラ・カップ・オーストラリア選手権で順調に活躍。シーズン2年目には「5回のトップ10入りを果たし、完走率は100%。シリーズチャンピオンに5度輝いたクレイグ・ベアードに匹敵する記録を残した」と報じている。
カップ戦で鮮烈な活躍を果たしたことで、レニーは「スーパーカーズ選手権」の下部カテゴリ「スーパー2」のドライバーに抜擢される。同大会で女性がフルタイムのドライバーを務めるのは14年間ぶりのことだった。
豪紙『シドニー・モーニング・ヘラルド』によると、レニーはその後、女性レーサーであるシモーナ・デ・シルベストロとペアを組んでバサースト1000に出場。同大会では、1998年にメリンダ・プライスとケリーン・ブリューワーが11位でフィニッシュして以来となる女性ペアでの出場となった。
クラッシュによりマシンに深刻な損傷を受けたが、レニーとシモーナ・デ・シルベストロのペアは21位でのフィニッシュを果たした。
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出場した大会では継続的に好成績を収めていたレニーだが、2017年シーズンには所属チーム探しが難航。早期引退を余儀なくされる。豪メディア「PerthNow」によると、当時彼女はレースから「追い出された」と語っていたという。
レース出場が困難となったレニーは、なんと2019年にセクシー女優に転身。予想外の新たなキャリアを歩み出す。
レニーは新たなキャリアで成功を収める。「パース・ナウ」によると、成人向けコンテンツの収益により毎月33万ドル(約4,700万円)を稼いでいるという。
レニーは豪紙『ヘラルド・サン』に対し、次のように語っている。「私は成人向けサイトのOnlyFansに自分の動画を投稿していますが、恥ずかしいとは全く思いません。みんなに私のことを『OnlyFansで活躍している女の子』だと思ってもらいたいです」
レニーは、数年にわたってレースから離れていたが、2023年にスーパーカーレースに華々しく復帰。「ニュース・オーストラリア」によると、彼女は成人向けウェブサイトのロゴが入ったユニフォームを着用してGTワールドチャレンジ・オーストラリアに出場。全7レースで優勝してGTトロフィーを獲得した。
2024年、豪放送局「スタン」はレニー・グレイシーのドキュメンタリー『Revealed – Renee Gracie: Fireproof』を放送。豪放送局「チャンネル9」によると、同番組は「彼女の型破りなサクセスストーリーの背後にある苦悩や葛藤、そこからの解放を描き出している」という。
レニー・グレイシーは「チャンネル9」に対し、このドキュメンタリーについて、「カートレースからフォーミュラレースに至るキャリアの変遷、成人向けコンテンツへの転身、そしてモータースポーツへの復帰までを記録したものです。結果的に、私の人生の秘められた部分を覗くスリリングな番組になりました」と語った。
自身の半生を描いたドキュメンタリーのなかで、レニーは父親がセクシー女優の仕事を全面的に応援してくれていると語った。父親は番組のなかで、「僕はかなり楽天的な人間なんだ。娘はセクシー女優だ。僕がそう言うと、人々はショックを受けて、それ以上何も言ってこないんだよ」と語っている。
レニー・グレイシーはさらに活躍の幅を広げている。自身のキャリアと経験についてポッドキャストもリリースする予定だという。『ヘラルド・サン』紙によれば、レニーは『In the Back Seat』と名付けられたポッドキャスト番組で「自分の新たな一面を見せていきたい」と語っている。
さらに、「テレビでクールなことをしたいし、海外での活躍にもぜひチャレンジしたい」とも話しているようだ。これからの活躍に期待しよう。