問題児ジェイク・ポールVSマイク・タイソンのボクシングマッチが決定!
人気インフルエンサーのジェイク・ポールは自身のインスタグラムで、ボクシングヘビー級元世界チャンピオンのマイク・タイソンと7月20日に対戦し、その様子をNetflixで生配信すると発表した。
ジェイク・ポールは「僕の目標は世界チャンピオンになることだ。世界最高のチャンピオンを相手に、自分の実力を証明する絶好のチャンスが訪れたよ」とインスタグラムで語っている。
ユーチューバーからプロボクサーに転向したジェイク・ポールは、メキメキと実力をつけており、先日はわずか1ラウンドでライアン・ボーランド相手に勝利した。
英『インデペンデント』紙によると、ジェイク・ポールはボディと顎へのジャブを連発した後、1ラウンドTKOで即座にボーランドを破った。
ジェイク・ポールは2023年12月にアンドレ・オーガストを破って以来、9勝1敗の戦績を上げ、プロボクサー相手に2連勝している。
普段から問題行動で知られているジェイク・ポールは、昨年ネイト・ディアスを破ったこともあり、世界チャンピオンになるという目標に向け勢いづいていると言えるだろう。
ユーチューバーからプロボクサーに転向したジェイク・ポール。そんな経歴を持つポールがスポーツの頂点に立つと主張したことで、現X(旧ツイッター)での論争を巻き起こした。
ジェイク・ポールは「ライバルたちが素晴らしいファイターなのは事実だ。俺の通ってきた道は異なるかもしれないけど、目的地は同じだよ。2026年までに世界チャンピオンを目指す」とXで語っている。
ジェイク・ポールのこうした発言に眉をひそめる人々もいたが、史上最高の格闘家たちと渡り合える実力があることを見事に証明している。
昨年フューリーに敗れたにもかかわらず、ポールはアメリカの総合格闘技団体であるアルティメット・ファイティング・チャンピオンシップ(通称:UFC)で5回の対戦すべてで勝利するという素晴らしい戦績を残した。
米スポーツ専門チャンネル『ESPN』が報じたところによると、ジェイク・ポールのUFC対戦相手はアンデウソン・シウバ、ティロン・ウッドリー、そして今回のネイト・ディアスなど、ベン・アスクレンを除けば、優れたストライカーとして名高い選手たちである。
6つの異なる階級で11回の世界チャンピオンであるオスカー・デ・ラ・ホーヤも、ジェイク・ポールを称賛し、ボクシング人気への貢献に感謝の意を表した。
オスカー・デ・ラ・ホーヤは「私が最も愛するスポーツであるボクシングを、若いファンの皆さんに紹介してくれたジェイク・ポールに感謝を伝えたい。リング上で取り組むべきことは少なくはないだろうが、いつか世界タイトルに挑戦すると信じているよ」と自身のXで語っている。
30代後半から40代前半まで、現役として活動し続けることも多いボクシング。ジェイク・ポールは現在27歳であり、アスリートとしてまだまだ活躍できるはずだ。
2人のプロボクサーに打ち勝ち、UFCのベテラン勢を破った後、世界チャンピオンを目指すジェイク・ポールの次の対戦相手は誰になるだろうか。
英『デイリー・メール』紙によると、ポールは「サウル・アルバレスに勝利したいんだ。ボクシングのビッグネーム全員に勝ちたい。さっきも言ったように、俺はボクシングの顔だ。俺以上にボクシングに貢献している選手なんていないよ。自分自身の価値を証明し続けているんだ」と語った。
「準備はできているよ。コンディションが整ってきているんだ。これが今の自分の人生で、俺は世界チャンピオンへの道の途中にいるんだ」とジェイク・ポールは続けた。