2024年アスリート長者番付をチェックしよう:日本人もランク入り

昨年最も多く稼いだアスリートは?
多額の広告収入を受け取っている場合も
さまざまなスポーツからランクイン
トップ10の累計収益は驚愕の13億8,000万ドル
クリスティアーノ・ロナウドがトップに立つ
サッカー選手がトップ10の半分を占める
リオネル・メッシ
キリアン・ムバッペ
ネイマール
カリム・ベンゼマ
ゴルフ界からはジョン・ラームがトップ10にランクイン
ジョン・ラーム:第2位にランクイン
NBAのスター選手も多くランクイン
レブロン・ジェームズ:NBAの王者
ヤニス・アデトクンボ:「ギリシャの怪物」
ステフィン・カリー
NFLからは11人の選手がランクイン
ラマー・ジャクソン:トップ10入りした唯一のNFL選手
ボクシング界からもスター選手がランクイン
F1のトップドライバーも2名がランクイン
大谷翔平が野球界で最多の収入を受け取る
最も高額な報酬を得ているアスリート50人の総額は38億8,000万ドル
昨年最も多く稼いだアスリートは?

世界中の人々を魅了し、エンターテインメントとして楽しまれているさまざまなスポーツ。そのなかでも厳しい競争をかいくぐり目覚ましい活躍をするプロスポーツ選手は、驚くべき額の報酬を受け取っていることがある。

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多額の広告収入を受け取っている場合も

トップアスリートたちの“価格”は上がる一方であり、その年棒は天文学的な数字に達することもある。米誌『フォーブス』は、2024年に世界で最も大金を稼いだアスリートのランキング(スポーツ長者番付)を発表。これらのトップアスリートは多くの場合、チームからの年棒だけでなく、スポンサー契約からの収入も得ている。

さまざまなスポーツからランクイン

2024年は、4,520万ドル(約70億円)以上を獲得した選手がトップ50にランクイン。2022年のランキングより20%高い基準額となった。NBAからは19人、NFLから11人、サッカー界からは8人の選手がリスト入り。ゴルフ界からも2人のゴルファーが選ばれるなど、さまざまなスポーツからトップ選手がランクインした。

トップ10の累計収益は驚愕の13億8,000万ドル

『フォーブス』誌によると、過去12か月間で世界で最も高額な報酬を得ているトップ10人のアスリートについて、その累計収益は過去最高の13億8,000万ドル(約2,020億円)に達したという。

クリスティアーノ・ロナウドがトップに立つ

リストのトップに立ったのは、サッカー史上最高の選手の一人と名高いクリスティアーノ・ロナウド。国際的なアイコンとして認められ、多額の広告収入も得ている。39歳のロナウドは、過去12か月間の収入が2億6,000万ドル(約400億円)でランキング1位を獲得した。

サッカー選手がトップ10の半分を占める

このランキングのトップ10のうち半分をサッカー選手が占めており、その全員が1億ドル(約150億円)を超える収入を得ている。

リオネル・メッシ

現在、インテル・マイアミに在籍するリオネル・メッシもその一人。総収入1億3,500万ドル(約211億円)を稼ぎ、その金額からも史上最高のサッカー選手の一人であることを証明している。

キリアン・ムバッペ

今季レアル・マドリードに加入したフランスの神童キリアン・ムバッペの年収は、1億1,000万ドル(約170億円)に達した。ピッチ上での並外れたスピードと圧倒的なテクニックにより、世界トップレベルの選手として活躍。年収もそれを裏付ける形となった。

ネイマール

ネイマールは1億800万ドル(約168億円)の収入で7位にランクイン。サウジアラビアの強豪アル・ヒラルとの新契約は年棒8,000万ドル(約126億円)で、その他にも多額のスポンサー収入を受け取っている。

カリム・ベンゼマ

サウジアラビアの名門アル・エティハドに所属する元フランス代表カリム・ベンゼマは、1億600万ドル(約165億円)を稼いだ。現在36歳のベンゼマは、長年に渡って世界トップレベルの活躍を続けており、その点がスポンサー契約でも評価されてランクインを果たした。

ゴルフ界からはジョン・ラームがトップ10にランクイン

スポーツ長者番付のトップ10にゴルフ界からただ一人ランクインしたのがジョン・ラームだ。ゴルファーとしては、他にロリー・マキロイ(写真)が8,010万ドル(約126億円)で19位、タイガー・ウッズが6,720万ドル(約106億円)で23位、スコッティ・シェフラーが5,920万ドル(約93億円)で29位、キャメロン・スミスが4,800万ドル(約75億円)で43位となっている。

ジョン・ラーム:第2位にランクイン

2024年、スペイン出身のジョン・ラームは、サウジアラビア系ファンドが創設した新リーグであるLIVゴルフに参戦。2億1,800万ドル(343億円)で世界第2位の年収を得たアスリートとなった。英「BBCスポーツ」によると、LIVゴルフ参戦によりラームの収入は大幅に増加。このうちゴルフ自体からの収入は1億9,800万ドル(約312億円)、スポンサー契約からの収入は2,000万ドル(約31億円)となっている。

NBAのスター選手も多くランクイン

『フォーブス』のアスリート長者番付では、バスケットボール界の最高峰である米NBAのスター選手も多くランクイン。その中でもレブロン・ジェームズ、ヤニス・アデトクンボ、ステフィン・カリーの3人がトップ10入りを果たした。この3人はいずれも多額のスポンサー契約を結んでおり、チームからの年棒だけでなく、CM出演などを通じて収入を得ている。

レブロン・ジェームズ:NBAの王者

リーグ歴代最多得点記録を保持するNBAの王者レブロン・ジェームズは、1億2,800万ドル(約201億円)を獲得。現在39歳のレブロンは、所属するロサンゼルス・レイカーズから年棒4,800万ドル(約76億円)を受け取るだけでなく、多数の会社とスポンサー契約を結んでいる。

ヤニス・アデトクンボ:「ギリシャの怪物」

「ギリシャの怪物」とも呼ばれるNBAのスター、ヤニス・アデトクンボは、1億1,100万ドル(約175億円)の収入を誇る。現在30歳の同選手はミルウォーキー・バックスと年棒4,600万ドル(約73億円)の巨額契約を結び、世界中を驚かせた。さらに、6,500万ドル(約102億円)をスポンサー契約から得るなど、国際的なスーパースターとして多額の収入を得ている。

ステフィン・カリー

36歳のステフィン・カリーは、1億200万ドル(約160億円)の年収を得ている。そのほぼ半分はゴールデンステート・ウォリアーズからの年棒である。米放送局CNBCによると、カリーとチームは最近、年棒6,260万ドル(約98億円)で1年の契約延長に合意したという。

NFLからは11人の選手がランクイン

アメリカン・フットボールの最高峰である米NFLからはスポーツ長者番付トップ50に11人がランクインした。そのなかでトップ10入りしたのは、1億50万ドル(約158億円)の収入を得たラマー・ジャクソンのみだった。ジャクソンに次いで、1億47万ドル(153億円)を得たジョー・バロウが11位となっている。2人ともクォーターバックを務める選手であり、NFLでこのポジションが重視されていることがわかる。

ラマー・ジャクソン:トップ10入りした唯一のNFL選手

ボルティモア・レイブンズのラマー・ジャクソンはNFLで最も高給取りの選手で、収入1億50万ドル(約158億円)で10位にランクインした。

ボクシング界からもスター選手がランクイン

ボクシング界からもスター選手がランクイン。カネロ・アルバレス(写真)は8,500万ドル(約134億円)で14位、アンソニー・ジョシュアが8,300万ドル(約130億円)で16位となっている。さらに、タイソン・フューリーも5,000万ドル(約79億円)の収入で49位にランクインしている。

F1のトップドライバーも2名がランクイン

アスリート長者番付には、F1ドライバーも2名ランクイン。マックス・フェルスタッペンが8,100万ドル(約127億円)で17位、ルイス・ハミルトンが6,900万ドル(約109億円)で21位となった。

大谷翔平が野球界で最多の収入を受け取る

日本人で唯一ランクインしたのは、野球界のスーパースター大谷翔平だ。8,530万ドル(約134億円)で野球界最高の13位にランクイン。同じくMLBからは、マックス・シャーザーが6,000万ドル(約94億円)で28位となった。

最も高額な報酬を得ているアスリート50人の総額は38億8,000万ドル

『フォーブス』誌によると、世界最高収入を得ているアスリートトップ50人の総額を算出すると、なんと過去1年間で合計38億8,000万ドル(約6,123億円)を稼いでいるという。これは、前年の記録から13%増加している。

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