サッカープレミアリーグ監督たちの給与ランキング:最も高給取りはだれ?

名監督たちのサラリーはいくら?
給与が非公開の監督もいる
アンドニ・イラオラ:100万ポンド(約2億円)
ヌーノ・エスピリト・サント:200万ポンド(約4億円)
マルコ・シウバ:400万ポンド(約8億円)
エディ・ハウ:400万ポンド(約8億円)
フレン・ロペテギ:430万ポンド(約8.5億円)
オリバー・グラスナー:450万ポンド(約9億円)
トーマス・フランク:450万ポンド(約9億円)
キーラン・マッケナ:500万ポンド(約10億円)(※契約不成立)
アンジェ・ポステコグルー:500万ポンド(約10億円)
ショーン・ダイチ:500万ポンド(約10億円)
アルネ・スロット:685万ポンド(約13億円)
ウナイ・エメリ:800万ポンド(約16億円)
エリック・テン・ハーグ :900万ポンド(約18億円)
ミケル・アルテタ:950万ポンド(約19億円)
ジョゼップ・グアルディオラ:2,000万ポンド(約40億円)
名監督たちのサラリーはいくら?

世界最高峰のサッカーリーグである英プレミアリーグには、世界最高レベルの監督が何人も集まっている。もちろん、その多くは天文学的数字とも言うべき巨額の報酬を得ている。その中で最も稼いでいるのはいったい誰かを見ていこう。(特に記載のないものについては、スポーツ専門メディア『GiveMeSport』のデータを参照している。)

 

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給与が非公開の監督もいる

英日刊紙『ザ・サン』によると、ウォルバー・ハンプトンのゲイリー・オニール監督とサウサンプトンのラッセル・マーティン監督の給与は公表されていないという。シーズン終了と同時に監督が退任したレスターとブライトンについては、新監督がまだ決定しておらず、その給与は不明だ。チェルシーのエンツォ・マレスカ新監督の給与もまだ公表されていない。他チームの給与から判断すると、これらの監督の年俸は100万ポンド(約2億円)前後だろうと推測できる。

アンドニ・イラオラ:100万ポンド(約2億円)

イラオラ率いるボーンマスは、エキサイティングなサッカーを展開し、2023/24シーズンに驚異的な躍進を果たした。サッカー専門サイト『トランスファー・マルクト』によれば、プレミアリーグ12位という結果は、チーム史上2位タイの成績だという。

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ヌーノ・エスピリト・サント:200万ポンド(約4億円)

英放送局『BBC』によると、かつてウルブズを率いていたヌーノは、2023年11月にノッティンガム・フォレストの監督に就任。同チームをプレミアリーグ残留に導いた。

マルコ・シウバ:400万ポンド(約8億円)

マルコ・シウバは3シーズンにわたって西ロンドンに本拠地を置くフラムを指揮している。『BBC』によると、クラブは2023年10月に契約更新。経営陣はマルコ・シウバの手腕を高く評価しているようだ。

エディ・ハウ:400万ポンド(約8億円)

ニューカッスル・ユナイテッドを率いるエディ・ハウにとって、2023/24シーズンは厳しい結果となった。UEFAチャンピオンズリーグ出場権を逃したため、クラブは夏に選手を売却せざるを得なくなるかもしれない。そうなれば来シーズンの戦力ダウンは免れ得ず、監督にとってはさらなる試練となるだろう。

フレン・ロペテギ:430万ポンド(約8.5億円)

移籍情報サイト『TuttomercatoWeb』 によると、ウェストハムはロペテギ招聘のために約8.5億円もの給与を提示し、無事契約書にサインまでこぎつけたと言われている。ロペテギの実際の給与額は明らかにされてはいないが、名門ウェストハムの監督にふさわしい金額だと言えるだろう。

オリバー・グラスナー:450万ポンド(約9億円)

オリバー・グラスナーはクリスタル・パレスで目覚ましい成果をあげている。マイケル・オリーセとエベレチ・エゼが攻撃を牽引する力強いチームづくりに成功した。『BBC』によれば、シーズン最終盤の5試合中4勝を挙げ、10位という結果を残した。そのうち1試合では、4位の強豪アストン・ヴィラに対し、5-0で衝撃的な勝利を飾った。

トーマス・フランク:450万ポンド(約9億円)

2023/24シーズンを16位で終えたブレントフォード。トーマス・フランク監督にとっては、望むような結果ではなかったかもしれない。それでもプレミアリーグ残留を果たしたのは見事であり、それにより得られる収益を考えれば、フランクの給与も決して高すぎるものとは言えないだろう。

キーラン・マッケナ:500万ポンド(約10億円)(※契約不成立)

『ザ・サン』紙の報道によれば、チェルシーは来季の指揮官候補としてリストアップされていたキーラン・マッケナ監督。チェルシーは、約10億円もの給与を提示していたという。結果的にチェルシー新指揮官にはエンツォ・マレスカが就任したため、巨額年棒での契約には至らなかった。マッケナはイプスウィッチ・タウンで連続昇格を果たし、チームをプレミアリーグの舞台にまで押し上げた。現在、サッカー界で最も注目されている選手の一人となっている。

アンジェ・ポステコグルー:500万ポンド(約10億円)

シーズン終盤にトッテナムは調子を落とし、2023/24シーズンは、ポステコグルー監督の期待するような結果にはならなかった。それでも、横浜Fマリノスでの指導経験ももつポステコグルーは、トッテナムをさらに進化させる手腕があることを示している。

ショーン・ダイチ:500万ポンド(約10億円)

英放送局『スカイスポーツ』によると、エヴァートンは「収益性と持続可能性に関する規則(PSR)」違反によって勝ち点8を剥奪されたにもかかわらず、ショーン・ダイチ監督はプレミアリーグ残留に成功した。剥奪がなければ、エヴァートンは中位でシーズンを終えていたはずであり、財政不安に揺れるクラブにとっては評価できる結果だろう。

アルネ・スロット:685万ポンド(約13億円)

24/25シーズン、アルネ・スロット監督は難しいミッションに挑むことになる。長年リヴァプールを率い、チームを成長させたユルゲン・クロップの後を継ぐのは、簡単なことではない。さらに、リヴァプールの主力選手たちのなかには、年齢を重ねて衰えの見え始めた選手やチームを離れる選手もいる。オランダ出身のアルネ・スロットは、果たしてどのようにチームをまとめあげていくのだろうか。

ウナイ・エメリ:800万ポンド(約16億円)

英『ガーディアン』紙は、今シーズンの最大のサプライズとして、ウナイ・エメリ監督がアストン・ヴィラを初めてUEFAチャンピオンズリーグ出場に導いたことを挙げている。『ザ・サン』紙の報道によれば、この功績が評価され、エメリはアストン・ヴィラと約16億円という巨額年俸で2029年までの契約延長を果たしたようだ。

エリック・テン・ハーグ :900万ポンド(約18億円)

今シーズンの不調から去就が注目されていたマンチェスター・ユナイテッドのテン・ハーグ監督。結果的に来季の続投が決まったが、年棒はプレミアリーグで3番目の数字だ。FAカップ優勝を果たしたものの、リーグ戦を8位で終え、失意のシーズンとなってしまったユナイテッド。テン・ハーグは高給に見合うべく早急にチーム状況を好転させる必要があるだろう。

ミケル・アルテタ:950万ポンド(約19億円)

ミケル・アルテタ率いるアーセナルは、23/24シーズンのプレミアリーグ最終盤までマンチェスター・シティと優勝争いを繰り広げたが、わずか2ポイント差で2位に終わった。アーセナルのファンは、近いうちにアルテタと契約更新することを望んでいるだろう。サッカー専門メディア『Goal』によると、アルテタの現行契約は2025年に満了する予定だという。

ジョゼップ・グアルディオラ:2,000万ポンド(約40億円)

マンチェスター・シティを率いるグアルディオラは、プレミアリーグのなかでもずば抜けて高い年棒を受け取っている。しかし、過去7年で6度のリーグ優勝を成し遂げていることを考えれば、その報酬は当然のことかもしれない。

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