美人レーサー、トニー・ブライディンガー:『スポーツ・イラストレイテッド』誌の水着特集に登場

レーサー兼モデルのトニー・ブライディンガー
飛躍の一年に
2025年からNASCARのドライバーとしてフル参戦
レーサーとモデルの両立
「2つのキャリアが互いに良い影響を与え合っている」
『スポーツ・イラストレイテッド』誌の水着特集号に登場
パルミザの水着を着用して撮影に臨んだ
他にも多くの雑誌でモデルを務める
幼少期からの2つの夢を叶える
レーサーを目指すことになったきっかけ
ゴーカートを体験したときの思い出
NASCARドライバーを目指す
女性レーサーとして困難に直面することも
レーサーとしての夢の実現
NASCAR史上初のアラブ系アメリカ人女性
ヴィクトリアズ・シークレットのモデルとしても活躍
ヴィクトリアズ・シークレットのモデルとしても活躍
ファッションモデルとしても進歩を重ねる
レーサーの頂点を目指す
自分らしく2つの夢を追う
レーサー兼モデルのトニー・ブライディンガー

米国のモータースポーツであるNASCARで活躍するレーサー、トニー・ブライディンガー。現在25歳の彼女は、2024年にARCAメナーズ・シリーズで4位入賞したほか、モデルとしても活躍している。2025年には、モデルとして米誌『スポーツ・イラストレイテッド』の水着特集に登場予定だ。

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飛躍の一年に

トニー・ブライディンガーにとって2024年は飛躍の年になった。レーサーとして実績を残しただけでなく、モデルとして大きく注目されることになった。

2025年からNASCARのドライバーとしてフル参戦

2024年11月、トニー・ブライディンガーは2025年からNASCARクラフトマン・トラック・シリーズにフル参戦することを表明。トヨタ陣営のトリコン・ガレージと契約した。

レーサーとモデルの両立

同選手はレーサーとして着実に進歩を続けることで、モデルとしてのキャリアにも相乗効果が生まれていると語っている。

「2つのキャリアが互いに良い影響を与え合っている」

米誌『ニューズウィーク』によると、ブライディンガーは「モデルとしての経験がレーサーとしてのキャリアにも良い影響を与えています。2つのキャリアをうまく両立できていると思いますし、相乗効果があると感じています」と語った。

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『スポーツ・イラストレイテッド』誌の水着特集号に登場

その活躍が注目を浴びたブライディンガーは、2025年に米誌『スポーツ・イラストレイテッド』水着特集号に登場することに。「2025年の『スポーツ・イラストレイテッド』水着特集号に参加できるのはとても名誉なことです。長年の夢を叶えることができてとても嬉しいです」とコメントした。

パルミザの水着を着用して撮影に臨んだ

今回の撮影について同誌は、「ブライディンガーは、パルミザのエメラルドグリーンのビキニを着て撮影に臨んだ。ホルターネックのトップスに、太めのストラップでサイドを結ぶ大胆なボトム姿が魅力的だ」と伝えている。

他にも多くの雑誌でモデルを務める

ブライディンガーは『スポーツ・イラストレイテッド』最新号だけでなく、多くの雑誌でモデルを務めている。最近では、『GQ』『マリ・クレール』『シェイプ』『グラマー』といった雑誌にも登場。

幼少期からの2つの夢を叶える

トニー・ブライディンガーは、1999年7月14日、サンフランシスコ近郊のカリフォルニア州ヒルズボロ生まれ。スポーツメディア「ヘヴィースポーツ」に対し、「小さい頃から、ビクトリアズ・シークレットのモデルになることとレーシング・カーのドライバーになることが夢でした」と語った。

レーサーを目指すことになったきっかけ

トニー・ブライディンガーは9歳の時にレーサーを目指し始めた。きっかけは、双子の妹のアニーとゴーカートをしたことだという。米紙『ニューヨークポスト』によると、両親が娘たちをゴーカートに連れて行き、トニーがそれに夢中になったようだ。

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ゴーカートを体験したときの思い出

同選手はこのときの経験について米誌『グラマー』に次のように語った。「ゴーカートに乗ったとき、そのスピードや自由を感じて、私にとっては大人から離れて自分だけで何かに取り組んだ最初の体験でした。自分でハンドルを握り、自分で走り切りました。とても自由で、何でもできるように感じたんです」

NASCARドライバーを目指す

18歳になったとき、同選手は自らの将来について決断を迫られることになった。最終的にレーサーへの憧れを忘れられず、ノースカロライナに移ってNASCARドライバーを目指すことを決断。 NASCAR の公式サイトで次のように語った。「私の決意は変わりませんでした。よく『大変な決断だったでしょう』と言われます。確かにそうかもしれません。ただ、私の夢を叶えるために必要な選択だったので、迷いはありませんでした」

女性レーサーとして困難に直面することも

男性レーサーが多くを占めるなかで、ブライディンガーは、女性レーサーならではの困難に直面することもあったという。彼女は『ヘビー』誌に次のように語った。「男性レーサーの操縦は、ほかの男性レーサーを相手にしたときと私の時とでスタンスが違う感じがします。個人的な経験に基づく考えですが、女性レーサーに対してはより厳しいレースが仕掛けられている場合がある気がします」

レーサーとしての夢の実現

NASCARのドライバーとして着実に夢を実現しつつあるブライディンガー。現在は、登竜門と呼ぶべきARCAメナードシリーズに参戦しており、ベンチュリーニ・モータースポーツに所属。オープンホイールのミジェットカーからストックカーまで、あらゆる種類のレースに出場し、クラフツマン・トラック・シリーズにも参戦している。

NASCAR史上初のアラブ系アメリカ人女性

ブライディンガーの母親はレバノン系移民であるため、彼女はNASCAR史上初のアラブ系アメリカ人女性ドライバーでもある。『マリン・リビング・マガジン』に「プレッシャーは感じません。むしろ、マイノリティでもモータースポーツの世界で活躍できると示すことが私の役割でもあると思っています」と語った。

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ヴィクトリアズ・シークレットのモデルとしても活躍

ブライディンガーはレーサーとして活躍する傍ら、2022年9月に米アパレルブランドのヴィクトリアズ・シークレットのモデルに就任。当時、彼女は米メディア「フォックス・ニュース・デジタル」にこう語っている。「成長とともに自分の体に自信が持てずに苦労したこともありました。この1年間は、外見だけでなく自分の心と体の健康に重点を置きました。ヴィクトリアズ・シークレット・ファミリーの一員になれて光栄です」

ヴィクトリアズ・シークレットのモデルとしても活躍

ブライディンガーはヴィクトリアズ・シークレットのモデルとして初めて撮影に臨んだ日のことを『ヘビー』誌のウェブサイトで振り返った。「実は、その日は2022年に行われたアラバマ州でのレース翌日でした。レースを終えたあと、すぐに飛行機に乗ってヴィクトリアズ・シークレットの撮影に向かいました。大変なこともありますが、2つとも私にとって大きな夢なんです」

ファッションモデルとしても進歩を重ねる

同選手は『グラマー』誌に対し、自身のファッションモデルとしての進歩を明かした。「以前よりファッションが洗練されてきていると思います。今は、着心地だけでなく、シックさも大切にしています。クラシックなスーツには差し色をつかい、流行に走りすぎないけれどトレンドを意識したアクセサリーで全体をまとめます」

レーサーの頂点を目指す

NASCARのドライバーとしても着実な成長を見せている。NASCARのウェブサイトで同選手は次のように語った。「目指しているのは女性レーサーの頂点ではありません。確かに、それも憧れる目標です。しかし、女性だけでなく男性も含めた全レーサーの頂点に立ちたいです」

自分らしく2つの夢を追う

何事にも果敢に挑戦するブライディンガーの性格は母親から受け継いだものかもしれない。彼女は『グラマー』誌に対し、幼い頃に母親から「自分らしくいることを恐れないで。誰かの足跡をたどらなければならないと思わないで。前例がないことを後ろめたく必要はないの」と言われたと明かした。

 

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