2024-2025欧州サッカー注目の移籍情報:強豪に移籍した日本人選手も!
2023-2024シーズン終了後も、ユーロ2024にパリオリンピックと、サッカーファン必見のイベントが目白押しの2024年。あっという間に期待高まる2024-2025シーズンが開幕した。シーズン初盤、日本人選手たちの動向も含めた注目の移籍情報を確認していこう。
ユーロ2024ではキャプテンとしてスペイン代表の優勝に貢献したアルバロ・モラタ。多くのチームを転々としながらも一定の結果を残してきたが、2024-2025シーズンはイタリア復帰を決断。古巣ユヴェントスのライバルでもあるACミランでも多くのゴールを獲得できるだろうか。
世界的スター、キリアン・エムバペが満を持してスペイン王者レアル・マドリードに加入。クラブ最多得点記録を保持するパリ・サンジェルマンを離れて、新天地に飛び立つことを決断した。稀代のストライカーはスペインでどんな活躍を見せてくれるのだろうか。
モラタとともにスペイン代表のユーロ2024優勝に貢献したル・ノルマンは、そのモラタと入れ替わりでアトレティコ・マドリードに加入。昨シーズンはレアル・ソシエダで久保建英とも共闘したル・ノルマンだが、今季はライバルとしてラ・リーガの舞台に立ちはだかる。
2023-2024シーズンはレヴァークーゼンに無敗優勝を許したドイツの強豪バイエルン・ミュンヘンは、リベンジを誓って大型補強を進めている。その一人がフランスの新星ミカエル・オリーズだ。クリスタル・パレスで昨シーズン10ゴールを記録したオリーズはパリ・オリンピックでもU-23フランス代表のエースとして活躍。新天地でバイエルンに栄冠を取り戻すプレーが期待されている。
ポルトガル代表ミッドフィールダーのパリーニャも今季からバイエルン・ミュンヘンに加入。昨シーズンからバイエルン移籍が噂されていたが、プレミアリーグのフラムに残留。今夏にようやく移籍が実現した。ユーロ2024でも活躍した勢いのままにドイツの地でも輝けるだろうか。
トップスターたちの移籍がメディアをにぎわせるなか、今シーズンは欧州主要リーグへのステップアップを果たした日本人選手や、新天地を求めて欧州の新たなリーグに挑戦する日本人選手たちにも注目だ。
ブンデスリーガのボーフムで活躍した日本代表ストライカー浅野拓磨は、スペイン1部のマジョルカに移籍。かつて久保建英も所属したマジョルカでの活躍が期待される。開幕節ではいきなりエムバペの加入したレアル・マドリードと激突。出場機会を掴み、昨シーズン王者相手に結果を出すことができるだろうか。
同じく日本代表の鎌田大地はプレミアリーグの名門クリスタル・パレスに移籍。昨シーズンはイタリアの強豪ラツィオでUEFAチャンピオンズリーグにも出場した鎌田だが、イングランドではチームをヨーロッパのカップ戦の舞台に導くような活躍ができるかにも注目が集まる。
日本代表ディフェンダーの菅原由勢も鎌田と同じくイングランドでのプレーを決意。オランダの名門AZからサウサンプトンFCへ4年契約での移籍を果たした。吉田麻也も長くプレーしたサウサンプトンは、プレーオフに勝利し、1年で1部復帰を果たした。プレミア残留、さらには上位進出を目指し、菅原には攻守両面での活躍が期待されているはずだ。
日本の若きストライカー松木玖生は、FC東京から菅原と同じサウサンプトンFCに4年契約で加入。今季はトルコ1部のギョズテペにレンタル移籍することが決まったが、そこでインパクトを残せれば、プレミアリーグでのプレーが見られる日も遠くはないだろう。
日本代表ディフェンダーの伊藤洋輝は、積極補強を敢行するバイエルン・ミュンヘンに加入。同じくドイツのシュツットガルトでのプレーが認められ、ビッグクラブへの移籍を果たした。素早く新たなクラブに適応し、出場時間を確保できるかにも注目だ。UEFAチャンピオンズリーグの舞台で活躍する姿に期待したい。
日本代表ゴールキーパーの鈴木彩艶は、ベルギーのシント=トロイデンからイタリア・セリエAの古豪パルマに加入。4シーズンぶりにセリエAに復帰したパルマを指揮するのは、アビスパ福岡で指揮官をしていた経験もあるファビオ・ペッキア監督。日本にも縁のある監督とともに、セリエAの舞台でも守護神としてチームを助けることができるだろうか。