棒高跳びのイーサン・ウォルシュ選手(27)が逝去
今月13日、遺族のSNS投稿によって、イギリス出身の棒高跳び選手イーサン・ウォルシュが今月13日に他界していたことがわかった。ウォルシュ選手はその2日前に交通事故で重傷を負って入院していたという。
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イーサン・ウォルシュ選手の父デヴィッドはフェイスブックへの投稿を通じ、「自動車事故に遭ったイーサンは、その後家族が見守るなかで」息を引き取ったとした。
デヴィッドはその投稿で「皆が途方もない悲しみに沈んでいます。イーサンはアスリートであり、セラピストでした。恋人もいましたし、家族にとっては兄弟や叔父、孫あるいは息子でした」と綴っている。
父から息子への深い思いを綴った投稿には、「イーサンはその日その日を心から楽しむことのできる、思いやりのある素晴らしい人間でした」とある。
イーサン・ウォルシュ選手はまだ27歳の若さであり、棒高跳びに情熱を傾ける一方、 「ビジネスを立ち上げて素晴らしい未来に向かって歩んでいるところだった」という。
デヴィッドは次のように投稿を終えている:「私たちはイーサンの素晴らしい未来を目にし、それを共にする機会を永遠に失ってしまいました。イーサンはこの上なく素晴らしい息子であると同時に、無二の親友でもありました。今は深い喪失感に打ちのめされており、現実を受け入れるには長い時間がかかりそうです」
イーサン・ウォルシュ選手が所属していた地元のラフバラー棒高跳びチームもSNSへの投稿を通じて追悼の意を表した:「君がもういないなんて信じられない」
「イーサンは棒高跳び界の伝説であり、何度打ちのめされても立ち上がることのできる選手だった。生まれながらの才能の持ち主で、チーム史上稀にみる技術の持ち主だった」
世界的人気を誇るイギリスの女子棒高跳び選手、モリー・コーデリーもイーサン・ウォルシュ選手への追悼メッセージを訃報している:「皆残念に思っています。あなたのことをいつまでも忘れません。どうぞ安らかに」
コードリー選手は「まわりにいる人々をいつも笑顔にしてくれたイーサンがいなくなるなんて本当に残念です。悲痛な知らせに心を痛めています」とした。