沸騰するサッカー移籍市場：エムバペ、オシムヘン...... 人気選手の行き先は？

移籍市場が開かれると、さまざまなうわさや推測が生まれ、巨額のやりとりが行われる。どの選手をいくらで放出するか、どの選手をいくらで獲得するかは、チームにとってひじょうな悩みどころだ。ここに紹介するのは、実現すれば欧州サッカーの地勢図をがらりと塗り変えるかもしれない移籍のうわさの数々である。

ウェストハム・ユナイテッドのキャプテンであるデクラン・ライスは、アーセナルFCに移籍することが決まったようだ。アーセナルは1億500万ポンド（約192億円）を支払うことになりそうだという。

セリエA・SSCナポリに所属するヴィクター・オシムヘン。今季は32試合に出場して26ゴールをあげ、チームをリーグ優勝に導いた。目下のところ、マンチェスター・ユナイテッドやパリ・サンジェルマン、チェルシーさらにはトッテナムがこの選手の獲得に関心を持っているとのこと。もちろんナポリに残留する可能性も高いのだが。

レスター・シティFCのジェームズ・マディソンは、トッテナム・ホットスパーFCに移籍することが決まった。

ドイツ・ブンデスリーガ1部アイントラハト・フランクフルトに所属するフランス代表FW、ランダル・コロ・ムアニ。昨年開催のワールドカップではあと一歩のところで悔しい思いをしたが、今季リーグでは12得点に10アシストと上々の活躍を見せている。英プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドが彼の獲得に乗り出している。

パリ・サンジェルマンのフランス代表FWキリアン・エムバペの移籍については、かねてから注目が集まっており、スペイン1部レアル・マドリードが移籍先として最有力とみられていた。しかしこの度、レアル・マドリードへの今夏の移籍は白紙になったとする報道が出ている。レアルの資金難が理由とのこと。どうやら来季のエムバペはパリ・サンジェルマンでプレーすることになりそうだ。

イングランド代表MFメイソン・マウントは、古巣チェルシーを離れ、マンチェスター・ユナイテッドに移籍することが決まった。

アトレティコ・マドリードからチェルシーにレンタル移籍中のポルトガル代表FWジョアン・フェリックス。今夏にレンタル移籍の期間が終わり、アトレティコ・マドリードに復帰することになっているのだが、彼のSNSアカウントがトルコのサッカークラブ、ガラタサライSKのアカウントをフォローしたことから、ガラタサライに移籍の噂が広まり始めている。

レアル・マドリードはチェルシーのリース・ジェームズの獲得に乗り出すかもしれない。リース・ジェームズはイングランド代表が誇る世界最高峰のサイドバックだ。

欧州サッカー界の新星、ラスムス・ホイルンドの名前はサッカーファンの間ではすでにおなじみになっているかもしれない。セリエA・アタランタの逸材、20才のラスムス・ホイルンドはデンマーク出身のFW。マンチェスター・ユナイテッドがその獲得に動いているというが、果たしてどうなるか。

イェスパー・リンドストロムもデンマーク代表の選手、ポジションはミッドフィールダー。アイントラハト・フランクフルトに所属しているが、リバプールとアーセナルが彼に関心を示しているという。

ライプツィヒに所属するクロアチア出身DFヨシュコ・グヴァルディオールは、マンチェスター・シティへの移籍が間近に迫っているとのことだ。ヨシュコ・グヴァルディオールはまだ21才だが、すでに当代随一のセンターバックと目されている。

若い才能をブラジルで買いつけ、ヨーロッパに連れてきてスター選手に育て上げるというメソッドはそれなりに成功を収めてきた。そのメソッドをこのたび実行に移そうとしているのがバルセロナであり、ブラジルのアトレチコ・パラナエンセに所属する18才のヴィトール・ロッキに目を付けている。

レヴァークーゼン所属のフランス代表FWムサ・ディアビ。ニューカッスル・ユナイテッド・FCはその獲得を諦めたようで、現在はアーセナルなどに獲得の動きが見られるという。

セリエA・ナポリで活躍する韓国代表DFキム・ミンジェは、今夏のマンチェスター・ユナイテッド移籍が確定したようである。マンUの守備にとって大きなプラスとなるだろう。

バイエルン・ミュンヘンはトッテナムのハリー・ケインを獲得すべく、交渉を重ねているという。残留か移籍か、現時点ではまだわからない。