緊急入院した米俳優ジェイミー・フォックス
合併症を起こし病院に緊急搬送された米俳優のジェイミー・フォックスはかなり元気を回復し、家族とジョークを言い合うほどになった。しかし、容態はかなり注意を要し、数日間入院を続けることになった。
ジェイミー・フォックスに近しい人物に話を聞いたニュースサイト『TMZ』によれば、彼は病院にとどまり、さまざまな検査を受ける予定だという。
4月12日、アカデミー俳優ジェイミー・フォックスの娘で女優のコリーヌ・フォックスはインスタグラムのアカウントを通じ、父の緊急入院について公表した:「幸いなことに、迅速な対応と素晴らしい治療のおかげで父は回復に向かっています」
現在55歳のオスカー俳優、ジェイミー・フォックスは最新作の制作にあたっていた現地時間4月11日朝、体調を崩し病院に緊急搬送された。
ジェイミー・フォックスはアトランタで、自身が主演と製作総指揮を務めるNetflix映画『バック・イン・アクション(原題:Back in Action)』の撮影を行っていた。共演者には、本作で女優復帰を果たすキャメロン・ディアス、そしてベテラン女優のグレン・クローズといった豪華な顔ぶれが並んでいる。
ジェイミー・フォックスが病院に運ばれた翌日、声明を出したのはジェイミーの娘で女優のコリーヌ・フォックスだった。
画像:Instagram - @corinnefox
アカデミー賞受賞歴をもつジェイミー・フォックスの娘、それがコリーヌ・フォックスだ。父親は快方に向かっているとしたものの、緊急入院のいきさつについて詳しいことは明かしていない。
コリーヌ・フォックスの声明は「4月11日、父ジェイミー・フォックスが合併症を起こしたことをお伝えします」という言葉で始まっている。
「私たち家族は、父が皆さんにどれだけ愛されているかを感じ、祈ってくれたことに感謝します。今は家族のプライバシーを尊重していただければ幸いです」と、コリーヌ・フォックスはインスタグラムに綴った。
メディアサイト『TMZ』によれば、詳しい詳細は明かさなかったものの、家族を直接知る人物がコリーヌ・フォックスよりも具体的な様子を語ったという。
「ジェイミーはかなり深刻な状況だったようで、彼の家族はアトランタ内外から病院に駆け付けたと聞きました」とした。
しかしその数時間後には、「ありがたいことにジェイミー・フォックスは周囲の人とやりとりができるようになった」と語ったという。
まだ公式な発表はないものの、ジェイミー・フォックスに迫った大きな危険は去り、病院に運び込まれたときと比べて容体は落ち着いてきたようだ。
実際、『TMZ』によればジェイミー・フォックスはさまざまな検査を受けており、現在の容態を確認するほかに健康に関する問題を抱えていないか確かめているという。
多くの人々を驚かせたジェイミー・フォックスの緊急搬送のニュースを通じ、彼と家族の固い絆や娘のコリーヌ・フォックスとの特別な関係があらためて明らかになった。
俳優ジェイミー・フォックスと娘のコリーヌ・フォックスは、親子であるだけではなくさまざまなプロジェクトで協力するパートナーでもある。
コリーヌは2017年から、父ジェイミー・フォックスがエグゼグティブ・プロデューサーとホストを務める番組『Beat Shazam』に共同ホスト兼DJとして出演している。テレビ局はもちろん「FOXチャンネル」だ。
2021年にはコリーヌ・フォックスがプロデュースと脚本を担当、ジェイミー・フォックスが主人公を演じるNetflix番組『パパ、恥ずかしいからやめて!』で父娘共演を果たしている。ジェイミーが早く回復し、今後も娘との活躍の場を広げていくことを期待したい。
画像:Netflix