米MLSDで活躍するリオネル・メッシの英語力とは
アルゼンチン出身で長年スペインでプレーしたリオネル・メッシにとって、もっとも慣れ親しんだ言語はスペイン語だ。一方、米MLSのインテル・マイアミに移籍したことで、メッシが英語を話せるのかについてファンの間で様々な憶測が飛び交ってきた。この疑問に対し、ついにメッシ自身が口を開いた。
メッシは記者団に対しスペイン語で、「英語なら大体理解できているよ」と語った。現在は米国でプレーしているため、英語の勉強に取り組んでいるという。
英紙『ザ・サン』によれば、メッシは記者団に対し「英語を話すのは気恥ずかしいけれど、やろうと思えば話せると思う」と語ったという。
インテル・マイアミでメッシと共にプレーするジュリアン・グレッセルは最近、報道陣に対し「メッシと話す機会はあまり多くない。何か話したとしても、いつもスペイン語だったね」と語った。
しかし、グレッセルによれば、ある試合でメッシが「近くに来て、英語で話しかけてきた」という。
「試合中にメッシが英語で話しかけてきたのは初めてだった。いつものように口を覆っていたね」とグレッセルは同紙に語った。
グレッセルに対しメッシは「英語もかなり上手いだろう?」と尋ねたという。メッシは自分の英語力に自信を持ち始めているのかもしれない。
同選手は以前にも、メッシが英語でコミュニケーションを取ったことがあるとメディアに明かしていた。それは今年3月のことだ。ポッドキャスト番組「PLAYER/MANAGER」のなかで同選手は、大事な試合を前にメッシが英語で「チームに語りかけるんだ」と話しかけてきたと明かした。
さらに、ウィル・スミスとマーティン・ローレンス主演の『バッドボーイズRIDE OR DIE』の予告編に出演したメッシは初めて公の場で英語で発言し、世界中から注目を集めた。
昨年、PSGからインテル・マイアミに移籍し、活躍の舞台をヨーロッパから米国に移したメッシだが、今夏にはアルゼンチン代表としてコパ・アメリカ連覇に貢献。米国でのプレーにも慣れてきたメッシの今後の活躍に期待だ。