結婚生活わずか3ヵ月あまり:羽生結弦選手の離婚でざわつくフィギュアスケート界

あっという間に離婚
ひぼう中傷が原因?
お相手はバイオリニスト?
同僚スケーターの反応
不甲斐なさをなげく地元
姉について始めたスケート
ジュニア時代の活躍
東日本大震災
希望を伝えるアイスショー
フィンランディア杯2連覇
ソチ五輪で優勝
世界選手権を制覇
ケガに悩まされたシーズン
「くまのプーさん」がお気に入り?
五輪2連覇で国民栄誉賞
2022年にプロ転向
プロとしての活躍に期待
あっという間に離婚

今年8月に電撃結婚してファンを沸かせたフィギュアスケートの羽生結弦選手。ところが、11月17日に突如、SNS上で離婚を発表。結婚生活はわずか3ヵ月あまりで幕切れとなってしまった。

ひぼう中傷が原因?

NHKによれば、羽生選手は離婚の理由について、自身のみならず結婚相手や親族に対する「ひぼう中傷やストーカー行為、許可のない取材や報道」があったためと説明。多くのファンを抱えるトップ選手だっただけに、結婚生活のプライベートを保つことができなかったようだ。

お相手はバイオリニスト?

羽生選手本人は結婚相手について「一般女性」と述べるに留め、最後まで素性を明かすことはなかった。ところが、山口県の地元紙『日刊新周南』が結婚相手は同地出身の年上バイオリニストだとスクープ。公然の秘密となっていた。

画像:Unsplash / Providence Doucet

同僚スケーターの反応

今回の離婚劇に対する反応はさまざまだ。たとえば『サンケイスポーツ』紙は、同じくフィギュアスケーターの村上佳菜子選手がプライベートをないがしろにされた羽生選手に同情を示すコメントをしたと報道。

不甲斐なさをなげく地元

一方、オンラインマガジン『現代ビジネス』は、結婚相手の地元では羽生選手の行動について不甲斐ないとしてなげく声が挙がっていると伝えている。

姉について始めたスケート

思いがけない形でゴシップの渦中の人となってしまった羽生結弦選手だが、日本を代表するフィギュアスケーターとして数々の大会でめざましい活躍を見せてきた。競技を始めたきっかけはスケート教室に通う姉についていったことだったという。

ジュニア時代の活躍

ジュニア時代から頭角を現した羽生選手は2009年に東京で行われたISUグランプリファイナルに出場。ジュニア男子シングル部門で史上最年少の優勝を果たした。

 

東日本大震災

順調にスケーターとしての道を歩んでいた羽生選手だが、2011年には東日本大震災によって地元の仙台が被災。『日本経済新聞』によれば、本人や周囲の関係者は無事だったものの、スケートリンクが閉鎖されてしまったほか、一時は避難所生活を余儀なくされてしまったという。

希望を伝えるアイスショー

それでもめげずにトレーニングを続けた羽生選手。2023年3月には東日本大震災から12年となるのに合わせ、地元の宮城県で希望をテーマにアイスショーを披露した。NHKが伝える。

フィンランディア杯2連覇

シニア選手となってからも大技の4回転ジャンプを武器に成績を伸ばし、フィンランディア杯で2連覇を達成。2013年のISUグランプリファイナルでも優勝を果たすなど、国際大会での存在感を高めてゆく。

ソチ五輪で優勝

そして2014年、ロシアで開催されたソチオリンピックでは、フィギュアスケート男子シングルで日本人選手としては初となる金メダルを獲得。日本のスケート史に残る偉業として大きな話題となった。

世界選手権を制覇

さらに同じ年、さいたま市で開催されたフィギュアスケート選手権でもパーフェクトに近い演技を披露し、自身初となる優勝を飾る。

ケガに悩まされたシーズン

しかし、このシーズンは世界選手権を制覇したのち、ケガや故障に相次いで見舞われ思うように活躍できない状態が続くことになってしまった。とはいえ、バルセロナで開催されたISUグランプリファイナルでは2014年、2015年と2年連続で金メダルを獲得、王者の風格を見せつけている。

「くまのプーさん」がお気に入り?

ところで、羽生結弦選手といえば「くまのプーさん」だ。羽生選手お気に入りのキャラクターだとされ、演技後にはファンたちが賛辞を贈るために投げ込んだ無数のぬいぐるみでリンクが埋め尽くされる光景もよく見られる。

五輪2連覇で国民栄誉賞

2016年以降はプレッシャーやケガに苦しみながらもグランプリファイナルや世界選手権でメダルを量産。2018年に韓国で開催された平昌オリンピックでは、ついに2大会連続となる金メダル獲得を成し遂げ、安倍総理大臣(当時)から国民栄誉賞を授与された。

2022年にプロ転向

その後も第一線で活躍を続けた羽生選手だが、2022年にプロ転向を表明。今後は他の選手たちと技や得点を競うのではなく、観客を楽しませる立場でリンクに立つという決断を下した。

プロとしての活躍に期待

競技生活を離れプライベートの充実を目指し始めた矢先に降りかかった今回の離婚騒動だけに、その影響のほどが気がかりではある。とはいえ、ケガや困難をものともせずに活躍を続けてきた羽生結弦選手のことである。今後もプロとしてファンを楽しませてくれるはずだ。

 

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