MMAで活躍したギリェルメ・「ボンバ」・バスコンセロスが38歳で死去
MMAで活躍する格闘家ギリェルメ・「ボンバ」・バスコンセロスが、シカゴで突然の死を遂げたことを遺族が明らかにした。まだ38歳の若さだった。
「ボンバ」のニックネームで知られるバスコンセロスは、米最大の総合格闘技団体UFCやそれに次ぐBellator MMA、リアリティ番組『ジ・アルティメット・ファイター(TUF)』に参加し、プロとしての7年にわたるキャリアで10勝6敗の戦績を残した。
ブラジル出身のバスコンセロスは2014年にリアリティ番組『TUFブラジル』の第3シーズンに出演、米格闘家チェール・ソネンのチームに加わった。この番組を通じて一躍有名人となった彼は米国に移住し、亡くなるまで米国住まいをしていた。
現時点ではバスコンセロスの死因は明らかにされていないが、亡くなる数時間前に自身のSNSアカウントに投稿をしていたという。
画像:Instagram - @bombatuf
また、バスコンセロスは亡くなる数日前にはいつものように柔術ジムに行き、トレーニングを行っていたことがわかっている。
画像:Instagram - @bombatuf
バスコンセロスは2年前にモデルのケイラ・ローレンとの間に長女ナオミを授かっている。来月2歳を迎えるナオミは父親を永遠に失ってしまった。
画像:Instagram - @bombatuf
だが、バスコンセロスのプライベートで最も注目されたのは、おそらく女優で歌手のデミ・ロヴァートとのつかの間の交際だろう。二人は2016年の夏を一緒に過ごしたとされる。
画像:Instagram - @bombatuf
人気総合格闘家バスコンセロスとデミ・ロヴァートの短いロマンスは、米国のマスコミからは 「お手軽なアヴァンチュール」と揶揄された。
訃報を受けて真っ先に追悼の意を表したのは、ジャーナリストのジェイ・グレイザーだ。「ブラザー、どうぞ安らかに。ひとりで孤独に道を歩むのではなく、つらいことがあればそれを分かち合ってほしい」とX(旧ツイッター)に投稿した。
画像:X (Twitter) - Jay Glazer
ジェイ・グレイザーのコメントからは、ギリェルメ・バスコンセロスが自ら命を絶ったという可能性が感じられる。だが、現在のところ死因について公式なコメントは出されていない。若き格闘家の冥福を祈りたい。
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