美容整形に挑戦したサッカーメキシコ代表のエクトル・エレーラ、イケメンぶりが話題に

サッカー選手が美容整形に挑戦

2018FIFAワールドカップ（ロシア大会）に出場を果たして活躍した後、美容整形でイメージチェンジを図ったメキシコ人MFエクトル・エレーラ。

現在の容貌

どのように変化したかというと…… 今年撮影されたこちらの写真を見れば一目瞭然だろう。

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2度におよぶ大規模な整形手術

エレーラは2018年7月にシーズンオフを利用して、2度におよぶ大規模な整形手術を受けたのだ。

写真は整形前のエレーラ

鼻の美容整形

エレーラが最初に受けたのは鼻の美容整形だった。これは鼻中隔や鼻先の形、鼻の幅を矯正するもので機能的な側面もあり、本人がSNS上で行った説明によれば、「呼吸の改善」を目的としたものだったという。

立ち耳を修正

続いて行われたのは耳の美容整形だ。Quirónsaludグループのウェブサイトによれば、これは耳のサイズを小さくしたり、目立つ「立ち耳」を寝かせたりするものだそうだ。

歯科矯正

さらに、歪んだ歯並びを整えるための矯正器具も装着。

SNSで美容整形後の写真を公開

当時、FCポルトに所属していたエレーラはチームメイトで同郷人でもあるヘスス・マヌエル・コロナとのツーショットをSNSで公開し、美容整形後の容貌を世界に発信した。

どよめくファンたち

ところが、この変身ぶりがサッカーファンの間で大きな波紋を呼ぶことになってしまった。結局、エレーラはスポーツマーケティング用プラットフォーム「StayPro」を通じて声明を発表、美容整形を受けるに至った理由を説明することに。

エレーラ本人の説明

エレーラいわく：「休暇中の2週間を利用して治療を受けましたが、すでに回復していることを皆様にお知らせしたいと思います」この声明はオンラインメディア「ハフポスト」にも取り上げられ、注目を集めた。

パフォーマンス向上のため？

エレーラはさらに、「いつもどおり透明性を保ち、憶測を避けるために明かしますが、呼吸を楽にしてスポーツにおけるパフォーマンスを向上させるため、機能的な鼻形成術を受けたほか、耳の整形も行いました」とコメント。

「最高の瞬間はこれから」

そして「最後に、私の成功を願ってくれる方々や、今回の決断をはっきり伝えるのを助けくれた家族やチーム、StayProに感謝したいと思います。最高の瞬間はこれからやって来るでしょう」と締めくくった。

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ファッション誌のモデルとして

美容整形からわずか2ヵ月後の2018年9月、エレーラはファッション誌『GQメキシコ＆ラテンアメリカ』のインタビューに登場。新たなルックスで写真撮影に臨んだほか、美容整形やサッカーについて語った。

画像：X / @GQMexico

「今の時代、イメージはとても重要です」

エレーラはインタビューの中で美容整形を受けたことを認め、「今の時代、イメージはとても重要です」とコメント。

「本当に大切なのは内面」

ただし、「多くの場合、イメージが重視されすぎているようです。本当に大切なのはイメージではなく、私たちの内面や人間性なのですが」とも述べている。

「正しい決断だった」

そして、「私自身はとくに変わったと思っていませんが、結果にはとても満足しています。整形によって良くなったとも悪くなったとも感じません。正しい決断をしたまでです。仮に整形を受けていなかったとしても、それが正しい選択だったと考えたでしょうが。ともあれ、私はいま心穏やかで幸せです」とした。

FIFA公認のサッカーゲームの中では……

エレーラの変貌ぶりはまず、FCポルトのチームメイトたちの間で話題となり、本人も2018-2019シーズンのチームお披露目の場でジョークを飛ばしていた。しかし、『FIFA 19』（FIFA公認のサッカーゲーム）がリリースされると、エレーラのキャラクターデザインが以前のままだったため、論争を巻き起こすことになってしまった。

大量のネットミーム

けれども、冷やかしの主な舞台はSNSであり、エレーラを風刺したネットミームが大量に生み出されることに。

整形地獄にはまる？

なかには、エレーラが整形地獄にはまり、最終的には誰だかわからなくなってしまうだろうと揶揄する声もあった。

エレーラの変貌ぶりをチェック

ところで、エレーラの容貌は本当に一変してしまったのだろうか？それを確かめるには、デビュー直後のCFパチューカ時代から現在に至るまでの経過を写真で追う必要があるだろう。

U-23メキシコ代表時代

2012年まではU-23メキシコ代表、それ以降はメキシコ代表（シニア）でプレーしているエレーラだが、U-23時代の容貌は現在とはかなり異なっている。

FCポルトに移籍

2013年6月、エレーラはFCポルト（ポルトガル）と契約、6年間にわたって新天地でプレーすることとなった。ただし、最初の5シーズンは美容整形前のルックスを保っていた。

メキシコ代表として

その一方で、「エル・トリ（メキシコ代表）」の一員としてもプレーを続けたエレーラ。2012年ロンドン五輪や2014年のW杯ブラジル大会、2018年のW杯ロシア大会、2013年のコンフェデレーションズカップ、2015年のCONCACAFゴールドカップに出場したが、この頃はまだ以前のルックスだ。