若くして命を落としたアスリートたち

急逝したアスリートたち
エリカ・ブラスバーグ(2010年)/ゴルフ
フェヘール・ミクローシュ(2004年)/サッカー
カミーユ・ムファ(2015年)/水泳
マルコ・シモンチェリ(2011年)/オートバイ
サラ・バーク(2012年)/スキー
アントニオ・プエルタ(2007年)/サッカー
ケリー・カトリン(2019年)/自転車
フランシスコ・”フランキー”・レアル(2013年)/ボクシング
トリ・ボウイ(2023年)/陸上
フィリップ・ヒューズ(2013年)/クリケット
ガブリエル・グリューネヴァルト(2019年)/陸上
ルイス・サロム(2016年)/オートバイ
オリビア・ポドモア(2021年)/自転車
ファビオ・カサルテッリ(1995年)/自転車
オスカー・タベラス(2014年)/野球
エミリアーノ・サラ(2019年)/サッカー
パット・ティルマン(2004年)/アメリカンフットボール
急逝したアスリートたち

訃報はあまり耳にしたくないものだが、若い命が失われたとなればさらに悲しみが深くなる。しかも活躍目覚ましい若手アスリートであれば、スポーツ界に大きな喪失感を残すことになる。写真は2011年にレース中の事故により、24歳の若さで亡くなったMotoGPライダー、マルコ・シモンチェリ。

エリカ・ブラスバーグ(2010年)/ゴルフ

ゴルフ界の期待の星として、順調にキャリアを築いていたアメリカ出身のエリカ・ブラスバーグ。2010年5月、ネバダ州ラスベガス郊外にある自宅で、ビニール袋を頭に被った状態で亡くなっているのが発見された。後に自ら命を絶ったことが判明。

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フェヘール・ミクローシュ(2004年)/サッカー

ハンガリー出身でポルトガルリーグのSLベンフィカに在籍していたフェヘール・ミクローシュは、あるリーグ戦の最中に突然地面に倒れ込んだ。心肺蘇生法が施されたが、心筋症により24歳でこの世を去った。

カミーユ・ムファ(2015年)/水泳

フランス出身の元水泳選手でオリンピック金メダリストでもあるカミーユ・ムファは、リアリティ番組の制作でアルゼンチンを訪れ、空撮のためにヘリコプターに搭乗していた。しかし、乗っていたヘリコプターがほかの1台と衝突、両機あわせて10人の搭乗者全員が亡くなるという悲惨な事故に巻き込まれてしまった。

マルコ・シモンチェリ(2011年)/オートバイ

将来を期待されていたイタリア出身のマルコ・シモンチェリが、マレーシアグランプリが開催されていたセパン・インターナショナル・サーキットで帰らぬ人となった。24歳の才気あふれるライダーは、ヘルメットが吹き飛ぶほどの大クラッシュにより命を落とした。

サラ・バーク(2012年)/スキー

カナダの女子フリースタイルスキー・ハーフパイプ選手でWinter X Gamesで4度優勝しているサラ・バークは、ユタ州のスキー場で練習中に転倒し危篤状態に陥った。集中治療室で9日間過ごした後、頭蓋内出血により29歳で亡くなった。

アントニオ・プエルタ(2007年)/サッカー

スペインのセビージャFCで目覚ましい活躍を続けていたアントニオ・プエルタが22歳の生涯を閉じた。ヘタフェCF戦で30分ほどプレーした後、突然意識を失い地面に倒れ込んだのだ。その後立ち上がり、自分の足でロッカールームへ向かったものの再び倒れ、市内の病院に搬送された。5度の心肺機能停止の後、心臓疾患での死亡が確認された。

ケリー・カトリン(2019年)/自転車

アメリカ出身の自転車競技選手ケリー・カトリンは2019年の夏、23歳で自ら命を絶った。写真右側の選手で、世界選手権3連覇を達成、そしてオリンピック銀メダリストでもあった。

フランシスコ・”フランキー”・レアル(2013年)/ボクシング

メキシコ出身のボクサー、フランシスコ・”フランキー”・レアルはラウル・イラレスとの激闘の末、リングの中央でノックアウトされた。試合終了とともに意識を失ったレアルは、直ちに米サンディエゴの病院へ搬送されるも、左側頭部に受けた打撃が脳卒中を引き起こしたことで26歳の生涯を閉じた。

トリ・ボウイ(2023年)/陸上

世界選手権の100mで優勝、オリンピックのリレーでも金メダリストとなったトリ・ボウイがフロリダ州の自宅で死亡しているのが発見された。当時32歳だったボウイは妊娠8ヵ月で、陣痛が始まり、呼吸不全等を起こして亡くなったという。

フィリップ・ヒューズ(2013年)/クリケット

オーストラリア出身のフィル・ヒューズはクリケットの試合中に、投手の投げた球が不運にも首に直撃してしまった。椎骨動脈が破裂し、大量の脳出血を引き起おこしてしまう。2日間昏睡状態に陥った後、シドニーのセント・ビンセント病院で25歳で亡くなった。

ガブリエル・グリューネヴァルト(2019年)/陸上

世界選手権アメリカ代表のガブリエル・グリューネヴァルトは、4度のガン手術を乗り越え東京五輪を目指していた。転移性の希少ガン、腺様嚢胞癌を患っていたグリューネバルトは、ガンとの闘いについて世界各地で講演を行うなど人々のガンに対する意識向上に努めていたが、32歳で人生の幕を閉じた。

ルイス・サロム(2016年)/オートバイ

スペイン出身のルイス・サロムは、カタルーニャグランプリの高速コーナー(12コーナー)でバイクのコントロールを失い転倒。倒れた同選手の上にマシンが落下してしまった。病院へ搬送され手術が行われるも、24歳で命を落とした。

オリビア・ポドモア(2021年)/自転車

ニュージーランドの元オリンピック自転車競技選手オリビア・ポドモアが、ケンブリッジの自宅で死亡しているのが発見された。亡くなる前にインスタグラムでスポーツで勝つことの喜びと負けた時の辛さについて投稿していた。メンタルヘルスの問題を抱えていたとされる。

ファビオ・カサルテッリ(1995年)/自転車

イタリア出身の自転車ロードレース選手ファビオ・カサルテッリは1995年のツール・ド・フランス第15ステージで落車してしまう。道路沿いの縁石に顔と頭を強打し、ヘリコプターで病院に運ばれたものの24歳でこの世を去った。

オスカー・タベラス(2014年)/野球

セントルイス・カージナルスのスター選手で、ドミニカ共和国出身のオスカー・タベラスは22歳で帰らぬ人となった。母国で18歳の恋人を愛車のシボレー・カマロに乗せて運転中、木に衝突してしまったのだ。二人は数時間後に亡くなった。

エミリアーノ・サラ(2019年)/サッカー

カーディフ・シティFCへの加入が決定し、契約手続きを行うためにウェールズへ飛ぶことになったアルゼンチン出身のフォワード、エミリアーノ・サラ。搭乗した小型飛行機が墜落し、28歳で帰らぬ人となった。

パット・ティルマン(2004年)/アメリカンフットボール

NFLのアリゾナ・カージナルに在籍していたパット・ティルマンはアメリカ同時多発テロ事件をきっかけにアメリカ陸軍に入隊。その2年後に派遣されたアフガニスタンで、友軍の誤射により27歳でこの世を去った。

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