ユーロ2024で最もエキセントリックなヘアスタイルの選手たち:10人のスタイルを比べてみよう
サッカーの大きな国際大会が行われるたびに、選手たちのユニークなヘアスタイルに注目が集まる。1998年ワールドカップでは、選手全員がブロンドに染めたルーマニア代表が大きな話題になった。現在開催中の欧州選手権(ユーロ2024)でも、ハイレベルな試合のみならず、個性的な新ヘアスタイルを披露した選手たちが注目されている。今大会を通して話題のスタイルを見ていこう。
ルーマニア代表のディフェンダーであるアンドレイ・ラティウは衝撃的な青色の髪でピッチに現れた。ボールを追って走り回るラティウの姿は、いやでも目に入りそうだ。
青い髪が勝負にどう影響を与えたかは定かではないが、ルーマニアはウクライナに3-0で勝利した。験担ぎのために、チーム全員が頭を青く染めるべきかもしれない。
ベルギー代表のジェレミー・ドクは、一部を金髪に染めた独特なドレッドヘアで登場。ドクに抜き去られたディフェンダーの目には、その金髪が強く焼きつくことだろう。
対するウクライナ代表では、ミハイロ・ムドリクのヘアスタイルに注目が集まった。23歳のムドリクは、大会開幕前から髪型が大きく変わり、金髪のソフトモヒカンのような髪型になった。
トルコ代表のディフェンダーであるバルダクチは、スタイリッシュなコーンロウでピッチに登場。トルコの強豪ガラタサライでプレーするバルダクチは、似たような髪型のボクサーになぞらえて「トルコのデビッド・ヘイ」と呼ばれていた。言い得て妙かもしれない。
オランダ代表のストライカーであるメンフィス・デパイは、自らの背番号10と「誰が気にするんだ」という意味の短いメッセージが書かれたヘッドバンドを着けてピッチに登場。テニス選手を思わせるヘッドバンドだが、オランダ代表は見事ポーランドに2-1で勝利。ヘッドバンドのおかげなのだろうか。
レアル・マドリードのレジェンドで、現在34歳のトニ・クロース。フレッシュな新しい髪型でユーロ2024に臨んだ。サイドを刈り上げる特徴的な髪型だが、威風堂々としたクロースならどんなヘアスタイルでも似合いそうだ。
26歳のイタリア代表ディフェンダー、フェデリコ・ディマルコは、ブリーチした新たなヘアスタイルでピッチに登場。所属クラブのインテルでも充実したシーズンを送ったディマルコは、ユーロ2024への気合も十分だ。
スイス代表監督ムラト・ヤキンは、長くなびいた豊かな髪が特徴的だ。まるで80年代の映画から飛び出してきたかのようなダンディな出立ちで、見事なヘアスタイルだ。
ユーロで最も個性的なヘアスタイルの一人は、ベルギー代表ディフェンダーのヴァウト・ファースかもしれない。英プレミアリーグのレスター・シティに所属するファースは、豊かな髪をなびかせながらピッチ上でプレーしている。
ファースと並んで個性的なヘアスタイルをしているのは、フランス代表のジュール・クンデだ。バルセロナでも活躍するディフェンダーのクンデは、ファッショナブルなドレッドヘアを揺らしながらピッチを駆け回っている。
まだ開幕したばかりのユーロ2024だが、すでに選手たちの個性的なヘアスタイルに注目が集まっている。試合が進むにつれて、さらに新しいヘアスタイルが見られるかもしれない。世界最高レベルの試合だけでなく、選手たちの髪型からも目が離せない。