2023年スポーツ選手の長者番付

不安定な国際情勢、物価の高騰……その他いろいロナ事情から経済的な不安を抱えている人は多い。だがもちろん、お金のことを心配せずに仕事に集中できる人々もいる。たとえば、巨額の年棒を約束されているアスリートたち。そんな一握りの人々を紹介しよう。

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マンチェスター・ユナイテッドで慌ただしい1年を過ごした後、ロナウドはヨーロッパを後にし、2023年1月からはサウジアラビアのアル・ナスルFCでプレーしている。サウジ・プロ・リーグの2023年シーズンが終わったいま、ロイター通信によると、ロナウドは来季も同リーグでプレーするつもりだという。

ウェブサイト『New Trader U』によると、ロナウドは歴史上最も稼いだサッカー選手になるという。選手としての契約だけで年間2億1,500万ドルの収入だ。ピッチの外ではおよそ5,500万ドル稼いでいると経済誌『フォーブス』は伝える。

アルゼンチンの優勝に終わったワールドカップ・カタール大会での素晴らしい活躍もあって、リオネル・メッシは史上最高のサッカー選手とみなされている。

FOX SPORTSのマルチスポーツ・ウェブサイトによると、メッシはパリ・サンジェルマンで週に140万ドルを稼いでいる。加えて、ペプシやアディダスとの契約により、ピッチの外では年間2億4,000万ドルの収入があると『New Trader U』は報じている。ロイター通信によると、6月1日、PSGのガルティエ監督はメッシの退団を明言し、3日のホーム戦が彼にとってPSGの選手として戦う最後の試合になると述べた。メッシはサウジアラビアのクラブからオファーを受けているとのこと。

サウル・アルバレス現在32歳、メキシコ生まれのボクシング王者だ。有り余る才能を惜しげなく発揮し、59勝2敗2分けという戦績をあげている。5月には故郷グアダラハラ郊外のリングでジョン・ライダーを相手に判定勝ちをおさめた。

この記事の他のアスリートとは異なり、アルバレスの収入はその大部分がリングで稼いだものである。FOX SPORTSによるとアルバレスは2022年の2試合で、およそ1億800万ドルの報酬を得た。

バスケットボール始まって以来の最高選手の一人と目されるレブロン・ジェームズは、プロスポーツ史上最も実入りのいい契約を勝ち取ったことでも名高い。

『フォーブス』によると、ジェームズの総収入は8億5,000万ドル。ナイキとの契約や、自身が立ち上げた制作プロダクション「SpringHill」をはじめとするベンチャー事業の収益がそこには含まれている。ブルームバーグによると、現在、ロサンゼルス・レイカーズと9,700万ドルの契約を結んでいる。

前回のNBAファイナルの勝利と3ポイントシュートの記録更新により、ステフィン・カリーはゴールデンステート・ウォリアーズの経営陣から手厚いサポートを得ている。

『フォーブス』の情報では、彼は2021年からの4年契約を2億1,500万ドルで結び、コートで稼ぐ報酬は今シーズンが4,800万ドル、次のシーズンは6,000万ドルをわずかに下回る程度という。コートの外では、アンダーアーマーなどの気前のいいスポンサーとの契約で年間1億ドル弱の収入を得ている。

ケビン・デュラントはバスケットボール界の一大スターである。NBAファイナルの2連覇、それと同時にファイナルMVPに2年連続で選ばれた。

『New Trader U』によると、ケビン・デュラントがNBAと結ぶ契約は2022年におよそ4,900万ドルに上り、企業とのエンドースメント契約によってさらに3,500万ドル稼いだという。つまり、年間8,000万ドル超えだ。ケビン・デュラントは今年2月、4チーム間のトレードによってブルックリン・ネッツからフェニックス・サンズへ移籍した。

NFLのクォーターバック、生きる伝説トム・ブレイディは、今年2月1日に引退を表明した。その決意は揺るぎない模様である。

FOX SPORTSによると、NFLのレジェンドはタンパベイ・バッカニアーズとの2,600万ドルの契約以外に、およそ5,200万ドルの収入を得たという。

「ザ・グリーク・フリーク」ことヤニス・アデトクンボは、2013年にドラフト1巡目15位でNBA入りしてからというもの、自分の体ひとつを頼りに、徒手空拳で戦ってきた。

スポーツ情報サイト『Spotrac』によると、2020-2021シーズンの勝利によってミルウォーキー・バックスにNBA制覇をもたらした結果、アデトクンボの今シーズンの年棒はおよそ4,200万ドルだという。さらにFOX SPORTSの情報では、エンドースメント契約を合わせると全部で8,100万ドルの収入になるとのこと。

ネイマールはブラジルが生んだ歴代最高峰のプレイヤーであり、FCバルセロナとパリ・サンジェルマン（PSG）におけるその刺激的な仕事ぶりは、かつてヨーロッパでプレーしたありとあらゆるサッカー選手の頂点を占めている。

『フォーブス』によると、ネイマールは7,000万ドルという桁はずれの巨額契約をPSGと結んでおり、プーマやレッドブルといった有名ブランドと結ぶエンドースメント契約はおよそ2,500万ドルに上る。『Get French Football News』によると、PSGのネイマールは今夏、マンチェスター・ユナイテッドFCへの移籍を希望しているという。

2022年に現役を引退したロジャー・フェデラーだが、2023年に突入しても、なお高収入アスリートランキングの一角を占めている。

FOX SPORTSによると、フェデラー（41歳）はほぼ全ての収入を、ロレックス、ユニクロ、スイス発のシューズブランド「オン」といったスポンサーから得たという。テニス界のスーパースターは昨年9,100万ドル稼いだ。

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