2024年のF1ドライバー年俸トップランキング:意外な1位はだれ?
今年もF1シーズンが開幕したが、それに伴って様々な選手の年俸も公開された。
なかには他と比べても非常に高額な報酬を受け取っている人もいるようだ。ランキング順でチェックしてみよう。
まずはウィリアムズ所属のローガン・サージェントとRB・フォーミュラワン所属の角田裕毅。年間100万ドル(約1億5,000万円)を受け取っている。
その上には、さらに倍額を受け取っている選手たちがいる。年俸200万ドル(約3億円)をもらっているのはダニエル・リカルド(RB・フォーミュラワン)、ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)、ランス・ストロール(アストンマーティン)、周冠宇(ステーク)の4人だ。
アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)は300万ドル(約4億5,000万円)と、チームメイトのローガン・サージェントの3倍もの年俸を獲得した。
31歳となったケビン・マグヌッセン(ハース)は500万ドル(約7億5,000万円)を獲得。
フランス出身のエステバン・オコン(アルピーヌ)の年俸は600万ドル(約9億円)に達した。
800万ドル(約12億円)を獲得したのはピエール・ガスリー(アルピーヌ)、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)の3人だ。
1,000万ドル(約15億円)の大台に乗ったのは、まずは34歳となったバルテリ・ボッタス(ステーク)。
フェラーリも4年目となったカルロス・サインツJr.の年俸は今シーズンは1,400万ドル(約21億円)となった。
ランド・ノリス(マクラーレン)の年俸は1,500万ドル(約22億5,000万円)に。
レッドブルのスター選手のひとり、セルジオ・ペレスの年俸は1,600万ドル(約24億円)となった。これだけでもずいぶんな高額だが、フェルスタッペンには及ばなかった。
モナコ出身でフェラーリのリーダーを務めるシャルル・ルクレールは1,900万ドル(約28億8,000万円)とトップ層に仲間入り。
F1界のレジェンド、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)は42歳にして2,400万ドル(約36億4,000万円)を獲得。
昨年の世界チャンピオン、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)は意外にもランキング2位となり、年俸は4,500万ドル(約68億2,000万円)となった。
年俸ランキング1位に輝いたのは、7回の優勝歴を誇る、メルセデス所属のルイス・ハミルトン。39歳にしてなんと5,500万ドル(約83億4,000万円)もの年俸を獲得した。
こうしてみると、選手の間にもかなり大きな年俸の差があることがわかる。純粋にパフォーマンスという点で見るとランキング上位の選手に匹敵する下位選手もいるが、レーシング界における名声の差が影響したということだろうか。
スター選手がしのぎを削る今年のF1、レースの行方からもその年俸の動きから目が離せない。