一度だけグランドスラム優勝を果たした男子テニス界の一発屋たち

1度きりの栄光
アルベルト・コスタ:2002年全仏オープン
アンドレス・ゴメス:1990年全仏オープン
ブライアン・ティーチャー:1980年全豪オープン
ガストン・ガウディオ:2004年の全仏オープン
トーマス・ヨハンソン:2002年全豪オープン
マリン・チリッチ:2014年全米オープン
フアン・マルティン・デル・ポトロ:2009年全米オープン
リカルト・クライチェク:1996年ウィンブルドン選手権
アンディ・ロディック:2003年全米オープン
フアン・カルロス・フェレーロ:2003年全仏オープン
マイケル・チャン:1989年全仏オープン
ヤニック・ノア:1983年全仏オープン
ドミニク・ティーム:2020年全米オープン
パット・キャッシュ:1987年ウィンブルドン選手権
カルロス・モヤ:1998年全仏オープン
ゴラン・イヴァニシェヴィッチ:2001年ウィンブルドン選手権
ペトル・コルダ:1998年全豪オープン
トーマス・ムスター:1995年全仏オープン
ミヒャエル・シュティッヒ:1991年ウィンブルドン選手権
まだいる、一発屋?
1度きりの栄光

プロテニスの世界は厳しい。若いころから過酷なトレーニングに励んだ挙句、主要大会のタイトルを1度しか手にできずにキャリアを終える選手も珍しくないのだ。そこで、今回はグランドスラムで1度きりの優勝を果たした有名選手や意外な選手たちをご紹介しよう。

 

アルベルト・コスタ:2002年全仏オープン

優れたクレーコート選手をたびたび輩出するスペイン。2002年にはアルベルト・コスタが同じくスペイン出身のフアン・カルロス・フェレーロを破って全仏オープンを制覇、クレーコートでの強さを見せつけた。

アンドレス・ゴメス:1990年全仏オープン

若いテニスファンには聞きなれない名前かもしれないが、エクアドル出身のアンドレス・ゴメスは1990年の全仏オープン覇者だ。しかし、その他のグランドスラムでは準々決勝より先に勝ち進むことはなかった。

ブライアン・ティーチャー:1980年全豪オープン

1980年は米国のブライアン・ティーチャーにとって大活躍の年となった。全豪オープンのシングルスで優勝し、あまり目立たないキャリアに華を添えたのだ。

ガストン・ガウディオ:2004年の全仏オープン

2004年に全仏オープンで優勝し、母国アルゼンチンの英雄となったガストン・ガウディオ。しかし、翌年の全仏オープンでは4回戦でコートを後にすることに。

トーマス・ヨハンソン:2002年全豪オープン

2002年の全豪オープンを制覇したトーマス・ヨハンソン。スウェーデン勢としては10年ぶりの快挙となったが、ヨハンソンが4大大会で優勝したのはこの時だけだ。

マリン・チリッチ:2014年全米オープン

2014年、全米オープンを制したマリン・チリッチ(クロアチア)はキャリアの絶頂に達した。その後も2度にわたってグランドスラム決勝に進出したものの、いずれも敗北に終わっている。

 

フアン・マルティン・デル・ポトロ:2009年全米オープン

こちらもアルゼンチンテニス界のレジェンド、フアン・マルティン・デル・ポトロ。活躍を見せるもなかなか優勝できなかったが、2009年の全米オープンでついにトップに立った。

 

リカルト・クライチェク:1996年ウィンブルドン選手権

1996年のウィンブルドン選手権を制してからというもの、リカルト・クライチェクは母国オランダのスターであり続けている。

 

アンディ・ロディック:2003年全米オープン

今回ご紹介する選手たちの中では、おそらくもっとも知名度が高いアンディ・ロディック。持ち味のサーブでグランドスラムに4度出場したが、制覇したのは2003年の全米オープンだけだ。

フアン・カルロス・フェレーロ:2003年全仏オープン

スペインのフアン・カルロス・フェレーロもグランドスラム優勝経験は2003年の全仏オープンだけ。

マイケル・チャン:1989年全仏オープン

1989年に17歳と109日で全仏オープン優勝を果たし、最年少チャンピオンとなったマイケル・チャン。当時世界ランク1位だったイワン・レドルを破っての歴史的な勝利だった。

 

ヤニック・ノア:1983年全仏オープン

フランスの英雄ヤニック・ノアは、1983年に全仏オープンを制覇。母国のファンが見守るなかでの輝かしい勝利だった。

 

ドミニク・ティーム:2020年全米オープン

この世代では屈指の強さを誇るドミニク・ティーム(オーストリア)だが、グランドスラムでの優勝歴は2020年の全米オープンだけ。

パット・キャッシュ:1987年ウィンブルドン選手権

1987年にウィンブルドン選手権を制し世界の頂点に立ったパット・キャッシュ。しかし、4大大会での記録をそれ以上伸ばすことはできなかった。

カルロス・モヤ:1998年全仏オープン

キャリアを通して1度きりとなるグランドスラム優勝を果たした翌年、1999年に世界ランク1位に浮上。

ゴラン・イヴァニシェヴィッチ:2001年ウィンブルドン選手権

クレーコートよりも芝コートで本領を発揮したゴラン・イヴァニシェヴィッチ。ウィンブルドン選手権では決勝で3度敗退していたが、2001年についに優勝を手にした。

 

ペトル・コルダ:1998年全豪オープン

チェコのペトル・コルダは1990年代の終わりに全盛期を迎え、全豪オープンを制覇。自己ベストとなる世界ランク2位を記録した。

 

トーマス・ムスター:1995年全仏オープン

全仏オープンを制して1度きりのグランドスラム優勝を飾った翌年、1996年には世界ランク1位となっている。

ミヒャエル・シュティッヒ:1991年ウィンブルドン選手権

キャリアを通して3度にわたりグランドスラム決勝に進出したミヒャエル・シュティッヒだが、優勝トロフィーを手にしたのは1度だけ。

まだいる、一発屋?

さて、数々の一発屋たちを取り上げてきたが、ご紹介しそびれた選手もいるかもしれない。お気づきの方はコメント欄でどうぞ。

 

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