英プレミアリーグで最も給与の高い選手ベスト10:2023/24シーズンをチェック
英プレミアリーグには世界最高の選手たちがいるのと同時に、世界最高の報酬を受け取る選手たちがいる。米ウェブサイト『Spotrac』の統計をもとに、2023/24シーズンのプレミアリーグで最も年棒の高い選手ベスト10を見ていこう。
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10位には、アーセナルのカイ・ハフェルツが年俸約27億円でランクインした。
ドイツ代表のハフェルツは、チェルシーでプレミアリーグでのキャリアを始めたが、2023年に同じくロンドンに拠点を置くライバル、アーセナルに移籍した。ドイツの移籍専門サイト『トランスファーマルクト』によると、移籍金は推定120億円にものぼった。 米ウェブサイト『Spotrac』によると、ハフェルツは2023/24シーズンではチーム最高給の選手となっている。
9位はハフェルツの元チームメイトでもあるチェルシーのエンツォ・フェルナンデスで、年棒は約29億円だ。
アルゼンチン代表のエンツォ・フェルナンデスは、2022年のカタールワールドカップ後にチェルシーと巨額の契約を結んだ。しかし、シーズン序盤から不安定なチェルシーを上位に導くほどの活躍はまだ見せられていない。
マンチェスター・ユナイテッドのマーカス・ラッシュフォードは年棒約30億円で8位にランクインした。
非常に高い年棒を得ているものの、ラッシュフォードが充実したシーズンを送れているとは言い難い。さらに、英紙『ザ・サン』が報じたように12時間にもわたってテキーラを痛飲し、練習を欠席したことが明るみに出て物議を醸している。
マンチェスター・シティのジャック・グリーリッシュは、ラッシュフォードとほぼ同額の年俸約30億円で7位となった。
イギリスのバーミンガム出身のグリーリッシュは、2021年8月にアストン・ヴィラからシティに移籍して以来、その実力を発揮してきた。しかし、今シーズンは新加入のベルギー代表ジェレミー・ドクと先発の座を争っている。
6位には現在チェルシーでプレーし、年棒約32億円のラヒーム・スターリングがランクインした。
スターリングはマウリシオ・ポチェッティーノ監督からの信頼を獲得し、レギュラーとしてプレーしている。不安定なチェルシーのなかで数少ない明るい話題を提供している。シーズン終盤に差し掛かるなか、スターリングは苦境に立たされているチームの状況を好転させることができるだろうか。
マンチェスター・ユナイテッドのラファエル・ヴァランは、チームメイトのラッシュフォードを上回る年棒約34億円で5位にランクインした。
ヴァランはスペインのレアル・マドリードで数々のタイトルを勝ち取ったレジェンドだ。しかし、マンチェスター・ユナイテッドでは先発に定着できずにベンチを温めることも多く、困難に直面していると言えそうだ。
マンチェスター・ユナイテッドのカゼミーロは、同僚ヴァランの年棒をわずかに上回り、年棒約35億円で4位となった。
ドイツの移籍専門サイト『トランスファーマルクト』によると、31歳のカゼミーロはUEFAチャンピオンズリーグで5回優勝するなどレアル・マドリードであらゆるトロフィーを獲得してきた。すでに数多くのタイトルを手にしたカゼミーロだが、この先イングランドでどんな活躍を見せるのだろうか。
米ウェブサイト『Spotrac』によると、リヴァプールから唯一ランクインしたモハメド・サラーは、カゼミーロとほぼ同額の約35億円で3位となった。
しかし、エジプト代表のサラーはサウジアラビアリーグへの移籍が噂されており、現在よりはるかに多くの年棒を得られると報道されている。2024年がリヴァプールでの最後のシーズンになるのだろうか。
ノルウェーの神童アーリング・ハーランドが年俸約37億円で2位となった。
ハーランドは2023年と同様に2024年も得点を量産している。目標はプレミアリーグやチャンピオンズリーグ制覇だけでなく、ノルウェー史上初のバロンドール受賞者となって歴史に名を刻むことだろう。
1位に輝いたのはマンチェスター・シティのケビン・デ・ブライネで、その年棒はなんと約40億円だ。
長年マンチェスター・シティで活躍してきたデ・ブライネは、昨年ついに悲願だったチャンピオンズリーグで優勝を果たした。誰もが認める世界最高のミッドフィールダーの一人であり、リーグ最高給を受け取っていることも納得かもしれない。