2024年:女性アスリートの長者番付トップ15

人気の高まる女子スポーツ
15位. リディア・コ:ゴルフ(約10億円)
14位. エレーナ・リバキナ:テニス(約12億円)
13位. ジェシカ・ペグラ:テニス(約12億円)
12位. ジーノ・ティティクル:ゴルフ(約13億6,500万円)
11位. ジャスミン・パオリーニ:テニス(約15億円)
10位. ケイトリン・クラーク:バスケットボール(約16億6,500万円)
9位. シモーネ・バイルズ:体操(約16億6,500万円)
8位. ネリー・コルダ:ゴルフ(約21億6,000万円)
7位. エマ・ラドゥカヌ:テニス(約22億円)
6位. 大坂なおみ:テニス(約23億8,500万円)
5位. アリーナ・サバレンカ:テニス(約26億5,500万円)
4位. ジェン・チンウェン:テニス(約31億円)
3位. イガ・シフィアテク:テニス(約32億円)
2位. アイリーン・グー:スキー(約33億円)
1位. ココ・ガウフ:テニス(約45億6,000万円)
人気の高まる女子スポーツ

近年、女子スポーツへの関心や観客数、投資額はすべて増加傾向にある。ここでは、もっとも稼いだ女性アスリートのトップ15名を見ていこう。なお、彼女たちが総額で手にした金額は2億2100万ドル(約332億円)であり、昨年に比べ27%増加した。全ての数字は米スポーツメディア「Sportico」より引用している。

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15位. リディア・コ:ゴルフ(約10億円)

17歳で世界ランキング1位に上り詰めたリディア・コ。低迷期を乗り越え、見事な復活を遂げた。パリオリンピックや全英女子オープンを含む4つの大会で優勝を果たしている。

14位. エレーナ・リバキナ:テニス(約12億円)

2022年ウィンブルドンチャンピオンのエレーナ・リバキナ。ヨネックスやレッドブル、カザフスタンのRBK銀行などがスポンサー企業となっている。女子テニス協会(WTA)のウェブサイトによると、WTAツアーのうち、ブリスベン、アブダビ、シュトゥットガルトの3つの大会で優勝し、全仏オープンでは準々決勝に進出した。

13位. ジェシカ・ペグラ:テニス(約12億円)

2024年全米オープン決勝に進出し、グランドスラム初優勝に王手をかけたジェシカ・ペグラ。世界ランキング1位のアリーナ・サバレンカ相手に惜しくも敗れた。主なスポンサー企業はアディダスであり、「Ready 24」というスキンケアラインを展開している。

12位. ジーノ・ティティクル:ゴルフ(約13億6,500万円)

2024年11月、CMEグループ・ツアー選手権で優勝し、賞金400万ドル(約6億円)を獲得したジーノ・ティティクル。また、「AONリスクリワード・チャレンジ」という賞を受賞し、100万ドル(約1億5400万円)のボーナスも獲得している。これにより、全米女子ツアーにおける年間獲得賞金の新記録を樹立することとなった。

11位. ジャスミン・パオリーニ:テニス(約15億円)

イタリア出身のジャスミン・パオリーニにとって、2024年は飛躍の年だった。プロになって最初の12年間はグランドスラムの2回戦を突破できなかったが、今年は全仏オープンとウィンブルドンの決勝に進出。また、ダブルスでパリオリンピック金メダルに輝き、新スポンサー獲得に繋がった。

10位. ケイトリン・クラーク:バスケットボール(約16億6,500万円)

女子バスケットボール界とウィメンズ・ナショナル・バスケットボール・アソシエーション(WNBA)に革命をもたらしたケイトリン・クラーク。1年目でWNBAの新人王に輝き、1シーズンのアシスト記録を更新。その年俸は10万ドル(約1,500万円)だが、ナイキやゲータレードなど複数のスポンサー契約で大金を稼いでいる。

9位. シモーネ・バイルズ:体操(約16億6,500万円)

体操選手として、史上最も多くのメダルを獲得しているシモーネ・バイルズ。パリオリンピックではさらに3つの金メダルを獲得している。決済ブランドのVISAやパワーエイド、スピース・アメリカなど複数の企業とスポンサー契約を結んでおり、Netflixのドキュメンタリー『シモーネ・バイルズ 限りなき高みへ』も大きな収入源だ。

8位. ネリー・コルダ:ゴルフ(約21億6,000万円)

シェブロン選手権で優勝、全米女子オープンでは2位に輝いたネリー・コルダ。全米女子ツアー年間最優秀選手に選ばれ、2024年ソルハイムカップでも優勝を果たしている。米スポーツメディア「Sportico」によると、米携帯電話事業者のティー・モバイルと数百万ドルにも及ぶ契約を結んでいるそう。

7位. エマ・ラドゥカヌ:テニス(約22億円)

全米オープンで優勝した2021年以降、怪我による不調に苦しんでいるエマ・ラドゥカヌ。英国とカナダの二重国籍を持ち、中国語も流暢なことから、そのスポンサーにはティファニーやディオールポルシェ、エビアンなど、超有名企業が名を連ねている。

 

6位. 大坂なおみ:テニス(約23億8,500万円)

全米オープンおよび全豪オープン元チャンピオンの大坂なおみ。第1子出産のため1年間の休養を経て、今年復帰を果たした。ルイ・ヴィトンやナイキ、パナソニックなど、大手企業とのスポンサー契約が収入の大半を占めているそうだ。

5位. アリーナ・サバレンカ:テニス(約26億5,500万円)

WTAツアーで活躍を見せ、今年の全米オープンと全豪オープンを制した後、世界ランキング1位の座に返り咲いたアリーナ・サバレンカ。ナイキやウイルソン、フープ、オークベリーUSAなど、大手企業とスポンサー契約を締結している。

4位. ジェン・チンウェン:テニス(約31億円)

2022年にWTA年間最優秀新人選手賞を受賞。2024年にはオリンピック金メダルを獲得し、全豪オープン決勝や全米オープン準々決勝に進出するなど、飛躍の年を迎えたジェン・チンウェン。中国で最も人気のあるスポーツ選手の1人として、マクドナルドやロレックス、ナイキなどがスポンサーとなっている。

3位. イガ・シフィアテク:テニス(約32億円)

デジタルスポーツメディア「エッセンシャリー・スポーツ」によると、禁止薬物トリメタジジンを使用したとして、ドーピング問題の渦中にあるイガ・シフィオンテク。今シーズンは全仏オープンで4度目の優勝を果たし、WTAタイトルも数多く獲得している。

2位. アイリーン・グー:スキー(約33億円)

冬季オリンピックで2度金メダルを獲得したアイリーン・グー。米国生まれだが中国代表として活躍している。米誌『ヴォーグ』や『インスタイル』の表紙を飾ったこともあり、ポルシェとはグローバルパートナーシップを結んでいる。

1位. ココ・ガウフ:テニス(約45億6,000万円)

2024年女性アスリートの長者番付で1位を飾ったのは、アメリカ出身のテニス選手ココ・ガウフであり、年間3000万ドル(約45億円)を稼ぐ史上3人目の女性となった。今年は全豪オープンと全仏オープンで準決勝に進出したが、ニューバランスやロレックス、ロレアルなどの複数のスポンサー契約が収入の大半を占めている。

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