6月29日開幕!2024年ツール・ド・フランスで押さえておきたい最新情報

ツール・ド・フランスがついに開催!
史上初めてイタリアからスタート
21ステージ内で2つのタイムトライアル
例年とは異なる山岳ステージ
8人のライダーからなる22チームが参加
気になるチーム編成は?
注目選手
各ステージでのレースにも注目
注目のスプリンター
総獲得標高53,230メートル
ツール・ド・フランスがついに開催!

デンマークのヨナス・ヴィンゲゴーが総合優勝を飾った2023年大会から一年。第111回目を数える今大会では、ヨナス・ヴィンゲゴーとタデイ・ポガチャルという頂上決戦が再び予想されている。今年のツール・ド・フランスを楽しむためのポイントを追っていこう!

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史上初めてイタリアからスタート

今回のツール・ド・フランスは史上初めて、イタリアからのスタートとなる。公式ウェブサイトによれば、6月29日にフィレンツェからスタート予定だ。第4ステージでイタリアからフランスに入り、アルプスの高山地帯を走り、7月2日にフランス南東部のヴァロワールで山岳フィニッシュを迎える。

21ステージ内で2つのタイムトライアル

今大会最初のタイムトライアルは、7月5日にニュイ・サン・ジョルジュとジュヴレ・シャンベルタンの間で行われる。2回目のタイムトライアルは、最終ステージであるモナコ・ニース間で実施予定である。

例年とは異なる山岳ステージ

今大会は例年とは異なり、アルプスで山岳ステージの決着がつくことはない。ランナーたちはアルプスからスタートし、第14ステージからはフランス南西部のポーからピレネー山脈に向かい、2日間高山を走る。クイーンステージと呼ばれる最難関ステージは、7月19日と20日にニースの内陸地で行われ、それぞれアルプスのスキーリゾート「イゾラ2000」とクイヨール峠に到着予定である。

8人のライダーからなる22チームが参加

今年は各8名のライダーからなる22チーム、合計176名のライダーがマイヨ・ジョーヌ(個人総合時間賞)を争う。仏『Ouest-France』紙によると、開催国フランスからは名門AG2Rシトロエンら2チームが出場。そのほかにもドイツやアメリカ、カザフスタン、アラブ首長国連邦といった世界各国のチームがしのぎを削るという。

気になるチーム編成は?

今のところ、各チームはチーム編成を明らかにしておらず、出発の1週間前に発表される予定だ。しかし、ヨナス・ヴィンゲゴー、タデイ・ポガチャル、プリモシュ・ログリッチ、ジャイ・ヒンドレー、レムコ・エヴェネプールなど、2024年ツール・ド・フランスへの参加をすでに表明しているライダーもいる。

注目選手

昨年と同様、2024年ツール・ド・フランスの大本命は、ヨナス・ヴィンゲゴーとタデイ・ポガチャルの2人だ。その他の注目選手としては、レムコ・エヴェネプール、セップ・クス、プリモシュ・ログリッチ、ジャイ・ヒンドリー、フェリックス・ガル、リチャル・カラパス、そしてイェーツ兄弟が挙げられる。

各ステージでのレースにも注目

マイヨ・ジョーヌ(個人総合時間賞)を巡る争いだけではなく、各ステージでのレース結果にも注目したい。ヴィクトル・ラファイ、マチュー・ファン・デル・プール、マテイ・モホリッチ、アルノー・ド・リー、マグナス・コート・ニールセンらが注目の選手として挙げられる。なお、パリオリンピック出場のため、ベルギーのワウト・ファンアールトは欠場予定である。

注目のスプリンター

スプリンターに関しては、ジャスパー・フィリプセンが大本命として挙げられる。ライバルとしてはマーク・カベンディッシュ、ビニヤム・ギルメイ、ディラン・フルーネヴェーヘン、ファビオ・ヤコブセンとなるだろう。マイヨ・ヴェール(ポイント賞)を巡り、この5人の中で熾烈な争いが繰り広げられそうだ。

総獲得標高53,230メートル

2024年ツール・ド・フランスの総獲得標高は53,230メートルである。これに対し、2023年ツール・ド・フランスの総獲得標高は55,460メートルだ。

 

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