2024年パリ五輪のメダル予想!いちばん多くメダルを獲得する国はどこ?
2024年パリオリンピックの開催まであとわずかだ。今年の夏、世界各国の優れたアスリートたちがフランス・パリの地でしのぎを削ることになる。
出場する各国には種目ごとにスター選手が存在している。その一方で、スポーツ強豪国というべき一部の国がいくつものスポーツで表彰台を独占し、多くのメダルを集めているのも事実だ。
米データ分析会社、「ニールセン・グレースノート」は、2021年以降の主要な競技会の結果から、2024年パリオリンピックのメダル獲得予測を発表した。
同社の予想では、どの国が最も多くメダルを手にするかだけでなく、その個数を詳細に予測している。
2024年パリオリンピックで、メダル獲得数トップに輝く可能性が高い国はどこかチェックしてみよう。
米データ分析会社、「ニールセン・グレースノート」によると、アメリカは2021年の東京オリンピックより8個多い121個のメダルを獲得すると予想されており、トップ最有力候補となっている。その121個のうち、37個が金メダルと予想されている。
アメリカの選手団には、体操のシモーネ・バイルズ、水泳のケイティ・レデッキー、陸上のノア・ライルズ、そして怪我からの復帰が予想される男子バスケットボールのレブロン・ジェームズなど、ほぼすべてのスポーツで超一流選手たちが名を連ねている。
中国は同リストで2位にランクイン、37個の金メダルを含め合計85個のメダルを手に入れるとされている。仏スポーツメディア『フランク・ジュー』によると、中国は昨年、オリンピックに含まれている7つの競技種目で、20の世界記録を新たに打ち立てた。
中国はどのスポーツでも上位にいるわけではないが、飛び込み、射撃、卓球、体操など、特定のスポーツで多くのメダルを獲得している。今年は卓球のスター選手、王楚琴の活躍が予想されている。
米データ分析会社、「ニールセン・グレースノート」によれば、イギリスは人口わずか6,700万人にもかかわらず、常にオリンピックの舞台で活躍し続けている。東京大会では64個のメダルを獲得したが、パリ大会ではメダル総数が65個になると予想されている。
イギリスは、自転車や水泳、BMXレース、サッカーなど、オリンピックのいくつかの種目を得意としている。水泳のスター選手、アダム・ピーティーは100メートル平泳ぎの種目でオリンピック3大会連続金メダルという偉業達成を目指している。
自国開催となった2021年の東京オリンピックでは、日本は過去最多となる58個のメダルを手にしたが、パリ大会でも53個のメダルが期待されている。今大会では、15個の金メダルが予想されている。
ウェブサイト「olympics.com」によると、2021年東京大会で日本が最も優れた成績を収めたのは、柔道、フリースタイルレスリング、スケートボードだった。柔道の髙藤直寿、レスリングの須﨑優衣、スケートボードの堀米雄斗は、いずれもパリ大会での連覇を目指している。
米スポーツデータ専門会社ニールセングレースノートによると、開催国フランスは、東京大会で獲得した33個から52個と、20個近くメダルの個数を増やすと予想されている。もし52個のメダルを獲得できれば、1900年以降のオリンピックで最高の結果となる。
フランスは今大会で27個の金メダルを獲得すると予想されている。その内の1つは男子バスケットボールで、スーパースターのビクター・ウェンバンヤマ率いるフランス代表は金メダル獲得が期待されている。
ここに挙げた以外にも、パリオリンピックで活躍が期待される国は多い。最も多くのメダルを獲得するのは、一体どの国になるだろうか。