2024年度版世界で最も価値あるサッカー選手TOP10
近年のサッカー界では大型資本が投下され、マネー・ゲーム化が進んでいる。それに伴い、この20年で選手の市場価値が急上昇している。
とりわけ巨額の戦力補強をしているのはプレミアリーグ。今回のTOP10でもプレミアリーグの選手たちが大きな存在感を放った。
今回はWEBサイト「Transfermarkt」の統計を使用し「CIES Football Observatory」が作成した「世界で最も市場価値の高いサッカー選手TOP10」をみていこう。
1位に輝いたのは、ラ・リーガのレアル・マドリード所属でイングランド代表のスーパースター、ジュード・ベリンガムだ。レアル・マドリードで26試合に出場し18ゴールをあげ、2億6,800万ユーロ(約428憶4,851万円)の市場価値があるとされる。20歳にして世界で最も価値ある選手となったベリンガム。「CIES」によれば、レアル・マドリードとの契約は2029年までだという。
プレミアリーグのマンチェスター・シティ所属でノルウェー代表のアーリング・ハーランドが、2億5,120万ユーロ(約401憶3,050万円)で2位となった。昨シーズンは35試合で36得点、チャンピオンズリーグで12得点を挙げる目覚ましい活躍をみせた。なお現在の契約はあと3年残っている。
3位となったのはブラジル代表のヴィニシウス・ジュニオール。レアル・マドリードで世界最高峰のウインガーとして、目覚ましい活躍をみせた。「Transfermarkt」によれば、18試合で10ゴール4アシストを記録した。
ベリンガム、ヴィニシウスと並び、レアル・マドリードの最強トリオのひとりとされる23歳のロドリゴ。ピッチ上での存在感と選手としての価値を高めている。ラ・リーガの21試合で7ゴール4アシストを記録したと「Givemesport.com」が伝えた。
ここ数年プレミアリーグで見事な活躍をみせているアーセナルFC所属でイングランド代表のブカヨ・サカ。昨年、アーセナルと4年間の契約延長を結び、評価をさらに上げている。今シーズンのサカは9ゴールと12アシストで、アーセナルのベストパフォーマーとなっている。
「CIES」によれば、マンチェスター・シティ所属でイングランド代表のフィル・フォーデンは、ジョゼップ・グアルディオラ監督の元でますます力をつけ2億ユーロの大台に迫った。フォーデンはすでに200試合に出場し、16のトロフィーを手にした。
FCバルセロナの育成組織ラ・マシア出身のガビことパブロ・パエスは「バルサの至宝」と称されている。19歳にしてすでに100試合以上に出場し、2022-23シーズンのラ・リーガ優勝の立役者となった。
「Transfermarkt」によれば、マンチェスター・シティFC所属でアルゼンチン代表のフリアン・アルバレスが、今シーズン13ゴール10アシストの活躍をみせTOP10入りを果たしたという。昨シーズンは4冠(プレミアリーグ、FAカップ、チャンピオンズリーグ、ワールドカップ)というマンチェスター・シティの快挙に貢献した。
超絶技巧で知られるFCバイエルン・ミュンヘン所属でドイツ代表のジャマル・ムシアラが9位となった。「givemesport.com」によれば、143試合に出場し36ゴール26アシストを記録したという。
最後の1人は、ノルウェー代表でアーセナルFCをチャンピオンズリーグとプレミアリーグの優勝候補に押し上げたマルティン・ウーデゴールだ。「CIES」によれば、2021年に移籍金3,000万ユーロでアーセナルFC入りしたウーデゴールだが、今やその価値は1億5,100万ユーロを超えるという。