F1史上最強マシン7選

F1史上最強マシン
フェラーリ F2004(2004年)
自身7度目となるドライバーズチャンピオンを獲得
レッドブル RB7(2011年)
ポールポジションを18回獲得
マクラーレン MP4/4(1988年)
アイルトン・セナvsアラン・プロスト
フェラーリ SF70H(2017年)
フェラーリの華々しい成績に貢献
レッドブル RB18(2022年)
エイドリアン・ニューウェイの活躍
メルセデス W11(2020年)
1,025馬力を発揮するV6パワーユニットを搭載
レッドブル RB19(2023年)
フェルスタッペンにとって史上最高のシーズン
「最高のF1マシンの1つ」
F1史上最強マシン

多くの人々を魅了し続けるF1。その長い歴史の中でも、最強といわれるマシンを見ていこう。

 

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フェラーリ F2004(2004年)

フェラーリ F2004はシーズンの18レース中15レースで優勝を果たし、ほぼ無敵とも言える存在だった。その最高速度は時速約322キロメートルに達しており、ミハエル・シューマッハが圧倒的な強さを見せつけた。

自身7度目となるドライバーズチャンピオンを獲得

シューマッハとフェラーリは、2004年にドライバーズとコンストラクターズのチャンピオンシップの両方で優勝。彼にとっては自身7度目となるドライバーズチャンピオンを獲得したのは、このマシンのおかげだろう。

レッドブル RB7(2011年)

セバスチャン・ベッテルとマーク・ウェバーを擁するレッドブルは、2010年代初頭に世界タイトルへの挑戦者として頭角を現し、レッドブルRB7は彼らを世界チャンピオンに導いた、伝説のマシンとなった。

ポールポジションを18回獲得

予選で最速ラップを出したドライバーに与えられる、最も有利な位置であるポールポジションを、2011年シーズンのレッドブルは19レース中18レースで獲得。12のレースで優勝を果たしている。加えてベッテルは、2010年から2013年にかけて4年連続でドライバーズチャンピオンに輝いた。

マクラーレン MP4/4(1988年)

マクラーレン MP4/4は、1988年シーズンで使用され、圧倒的な強さで全16戦中15勝を記録。ウェブサイト「スラッシュ・ギア」によると、小型のホンダV6エンジンが搭載され、軽量で超流線型のマシンだという。なお、ドライバーを務めたアイルトン・セナは、16回のポールポジションのうち13回を獲得している。

アイルトン・セナvsアラン・プロスト

このマシンと言えば、アイルトン・セナとアラン・プロストの両マクラーレンドライバーによるドライバーズチャンピオン争いだろう。その結果は、7勝のプロストに対し8勝を挙げたセナの勝利となった。

フェラーリ SF70H(2017年)

フェラーリ SF70Hは、最大1000馬力を発揮する6気筒1600ccエンジンを搭載した、F1史上最も優れたマシンの1つと言えるだろう。

フェラーリの華々しい成績に貢献

F1のウェブサイトによると、このマシンのおかげで、セバスチャン・ベッテルはドライバーズチャンピオンシップで、フェラーリはコンストラクターズチャンピオンシップで、いずれも2位を獲得している。

レッドブル RB18(2022年)

2014年から2021年まで、8年連続でコンストラクターズチャンピオンを獲得したメルセデス。その連覇を止めたのは、レッドブルだった。その立役者となったのがRB18と、ドライバーのマックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレスである。

エイドリアン・ニューウェイの活躍

レーシングカーデザイナーのエイドリアン・ニューウェイが生み出した、ぴったりとコースに張り付くようなダウンフォースを持つマシンは驚異的だった。その結果、フェルスタッペンは22レース中15レースで優勝し、2度目のドライバーズチャンピオンシップを獲得している。

メルセデス W11(2020年)

2020年シーズンのメルセデスは、W11とルイス・ハミルトンの活躍により、ドライバーズとコンストラクターズという史上初のダブルタイトル7連覇を記録した。

1,025馬力を発揮するV6パワーユニットを搭載

1,025馬力を発揮するV6パワーユニットのおかげで、メルセデスチームは25回の表彰台、13回の優勝、9回のファステストラップに輝いた。加えてW11は、フェラーリが打ち立てたコンストラクターズ・チャンピオン6年連続獲得という記録をも打ち破ったのである。

レッドブル RB19(2023年)

2023年シーズンは、マックス・フェルスタッペンがレッドブルRB19のドライバーとして、大いに活躍した。

フェルスタッペンにとって史上最高のシーズン

フェルスタッペンは19レースで勝利し、チームは合計22レース中21レースで優勝。全グランプリの合計周回数1325周のうち1003周をリードし、自身はもちろんレッドブルにもF1史上最高のシーズンをもたらした。

「最高のF1マシンの1つ」

英「CNN」によると、F1公式特派員のローレンス・バレットは「RB19は、今までのF1マシンの中でおそらく最高傑作でしょう。過去数十年間で複数の特別なプロジェクトがあったことを考えても、印象的に残るマシンです」と語った。

 

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