MLB開幕! 注目の一塁手ランキング

今季注目の一塁手たち
15位:タイ・フランス(シアトル・マリナーズ)
14位:ジョシュ・ネイラー(クリーブランド・ガーディアンズ)
13位:リース・ホスキンス(ミルウォーキー・ブルワーズ)
12位:ナサニエル・ロウ(テキサス・レンジャーズ)
11位:ホセ・アブレイユ(ヒューストン・アストロズ)
10位:アンソニー・リゾ(ニューヨーク・ヤンキース)
9位:トリストン・カサス(ボストン・レッドソックス)
8位:スペンサー・トーケルソン(デトロイト・タイガース)
7位:ブラディミール・ゲレーロ・ジュニア(トロント・ブルージェイズ)
6位:ヤンディ・ディアス(タンパベイ・レイズ)
5位:クリスチャン・ウォーカー(アリゾナ・ダイヤモンドバックス)
4位:ポール・ゴールドシュミット(セントルイス・カージナルス)
3位:ピート・アロンソ(ニューヨーク・メッツ)
2位:マット・オルソン(アトランタ・ブレーブス)
1位:フレディ・フリーマン(ロサンゼルス・ドジャース)
今季注目の一塁手たち

野球の一塁手というポジションは長打自慢のバッターに任されることが多く、守備においてもラインぎりぎりの打球を止めたり、味方内野手からの悪送球をうまくすくい上げたりと見せ場が多い。今回はMLB開幕にあたり、リーグ最高の一塁手をランキングで紹介しよう。なお、各選手のデータは野球統計サイト「Baseball-Reference.com」のもの。

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15位:タイ・フランス(シアトル・マリナーズ)

タイ・フランスは2022年には好調でオールスターゲームに選出されるほどだったが、2023年には低迷した。ネットメディア『FOX13 Seattle』によると、タイ・フランスはこのオフシーズン、とくにバットスピードの向上に取り組んだという。その成果が発揮されるかどうかがチームの勝敗に大きく関わってきそうだ。

14位:ジョシュ・ネイラー(クリーブランド・ガーディアンズ)

ジョシュ・ネイラーはキャリアの初期こそ代打での起用が多かったものの、着実に力を伸ばしていき、スタメンとして定着した。『スポーツ・イラストレイテッド』誌によると、ネイラーはクリーブランド・ガーディアンズのキャプテンを任されたこともあり、堂々とプレーできているとのこと。

13位:リース・ホスキンス(ミルウォーキー・ブルワーズ)

リース・ホスキンスはひとことで言うなら頼りになる強打者である。その一振りにミルウォーキー・ブルワーズは大きな期待を寄せている。ホスキンスは2022年までフィラデルフィア・フィリーズでプレーしていたが、2023年春のトレーニング中に靭帯を損傷してシーズン全休を余儀なくされ、2024年1月に現在のミルウォーキー・ブルワーズに入団している。そのブランクがやや心配ではあるが、ファンに快音を聞かせたいところ。

12位:ナサニエル・ロウ(テキサス・レンジャーズ)

『スポーツ・イラストレイテッド』誌は、ナサニエル・ロウが腹斜筋を痛めたことからシーズンはじめの数週間を欠場する可能性があると報じている。彼の欠場はテキサス・レンジャーズにとって大きな痛手となりそうである。というのも、電子版『Dallas News』によると、ナサニエル・ロウはコーチたちの助けのもと守備の特訓に打ち込み、2023年に野手として大きく成長を遂げたからだ。

 

11位:ホセ・アブレイユ(ヒューストン・アストロズ)

シカゴ・ホワイトソックス時代に新人王に選ばれたホセ・アブレイユ。そのころに匹敵するような活躍を求めるのは酷だとしても、昨年のプレーオフでは強い存在感を示した。2023年のアメリカンリーグディビジョンシリーズ、対ミネソタ・ツインズ全4試合で通算3本塁打、8打点を記録したのだ。

10位:アンソニー・リゾ(ニューヨーク・ヤンキース)

すでに全盛期は過ぎたものの、アンソニー・リゾは頼りになるベテランとしてニューヨーク・ヤンキースの2024年シーズンを引っ張っていってくれるだろう。ニューヨークのスポーツニュースサイト『Empire Sports Media』によると、故障に苦しめられた2023年シーズンからついに回復を果たしたという。かつてのような活躍をまた見せてくれるだろうか。

9位:トリストン・カサス(ボストン・レッドソックス)

トリストン・カサスは2018年のドラフトでボストン・レッドソックスの指名を受け、マイナーリーグで研鑽を積み、2022年にメジャー・デビューを果たした。そのシーズンはあまり振るわなかったが、昨年はあらゆる面で大きく成長したところを見せ、油断のならない打者となった。「Yahoo Sports」によると、トリストン・カサスはスーパースターの素質を持っており、チーム屈指の強打者ラファエル・デバースをもしのぐほどのバッターになれる可能性を秘めているらしい。

8位:スペンサー・トーケルソン(デトロイト・タイガース)

トリストン・カサスと同じく、スペンサー・トーケルソンも2022年にメジャーデビューを果たしたばかりの新星である。デトロイト・タイガースは彼をドラフト1位で指名しており(2020年)、いずれはチームの柱になることが期待されている。なんといっても長打が魅力で、昨シーズンは31本塁打を記録した。

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7位:ブラディミール・ゲレーロ・ジュニア(トロント・ブルージェイズ)

父も伯父も、さらには従兄弟も元プロ野球選手というコテコテの野球一家に育ったブラディミール・ゲレーロ・ジュニアは、鳴り物入りでメジャーデビューを果たし、その重圧に屈することなく十分に力を発揮している。はじめ三塁手としてスタートしたが、やがて内野を突っ切って一塁手のポジションに落ち着いた。そのポジションがしっくりきたのか、2022年には初めてゴールドグラブ賞を受賞している。打者としては2021年をピークに成績が落ちこんでいるが、25歳のゲレーロはまだ若手。今後に期待したい。

6位:ヤンディ・ディアス(タンパベイ・レイズ)

手堅いバッティングに定評があるヤンディ・ディアスは、タンパベイ・レイズのリードオフマンとして2023年にアメリカンリーグの首位打者となった。ディアスは「Yahoo Sports」に対し、「僕は昔からパワーヒッターというよりはコンタクトヒッターだよ」と語っている。

5位:クリスチャン・ウォーカー(アリゾナ・ダイヤモンドバックス)

2023年のアリゾナ・ダイヤモンドバックスは好調で、6年ぶりのポストシーズン進出を果たした。その立役者のひとりがクリスチャン・ウォーカーであった。今年33歳になったウォーカーはここ2年の活躍がとくにめざましく、ゴールドグラブ賞にも2年連続で輝いている。

4位:ポール・ゴールドシュミット(セントルイス・カージナルス)

今シーズンはポール・ゴールドシュミットに注目するのもいいかもしれない。昨シーズンはいまひとつ振るわなかったが、2022年にはナショナル・リーグのMVPに選ばれている。打撃だけでなく守備も一級品。

3位:ピート・アロンソ(ニューヨーク・メッツ)

ピート・アロンソがニューヨーク・メッツとの契約延長を有利な条件で引き出せるかどうか、これは今季MLBの主な話題の一つになっている。AP通信によると、メッツのオーナーであるスティーヴ・コーエン氏は彼の活躍ぶりをじっくり見極める構えだという。対戦相手のピッチャーにとって、今シーズンのピート・アロンソはますます脅威となりそうである。

2位:マット・オルソン(アトランタ・ブレーブス)

マット・オルソンは2022年、選手4人とのトレードでオークランド・アスレチックスからアトランタ・ブレーブスに移籍した。もちろんすぐの活躍が期待されていたわけで、その期待にそつなく応え、昨シーズンのオルソンは54本塁打を記録してナショナルリーグの本塁打王になり、139打点で打点王になっている。『スポーツ・イラストレイテッド』誌によると、マット・オルソンの昨シーズンの働きはブレーブス歴代一塁手のなかでも最高の部類に入るという。

1位:フレディ・フリーマン(ロサンゼルス・ドジャース)

フレディ・フリーマンはロサンゼルスの環境にもすっかりなじんだようで、調子が上向いている。2022年にアトランタ・ブレーブスからドジャースに移籍したのだが、アトランタを離れることは決して彼の本意ではなかった(ブレーブスとの残留交渉が折り合わなかった)。とはいえ、フレディ・フリーマンは新天地でもさっそく活躍しており、昨シーズンは「20本塁打20盗塁」を達成している。その走塁にも注目したい。

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